本日はプーマのスパイク、キングアルティメット HGの紹介、解説をしていきます。
FGモデルについては後日レビューを予定していますが、今回はHGを解説
今までとは全く違う、人工皮革を用いているキングアルティメット
早速機能性を解説していきます
アッパー前足部
まずアッパー素材にはK-BETTER アッパーを採用しています
不織布を天然皮革に近い形で成形することで、レザーっぽい質感を出した人工皮革となっているのが今作の特徴
実際に触ってみた感触としては、天然皮革風の人工皮革という印象
他にも謳われている耐久性、フィット感の維持という意味では良さそうですが、カンガルーレザーと全く同じという訳ではない感触です
ただ、水に強い設計を施しつつ、表面の一部に凹凸を設けることで、ボールコントロール性も確保しているのが今作キングアルティメットの強みに
レザー風のフィット感、人工皮革の耐久性、凹凸のグリップ力が特徴となっていました
・レザーに近いK-BETTER 人工皮革を採用
・カンガルーレザーと全く同じ、という訳ではない
・今までのキングとは感触は別物
アッパー中足部
アッパー中足部には同じくK-BETTER素材を採用
この人工皮革にプーマロゴの補強を適切に配置しています
インサイド面には凹凸を設けることで、ボールコントロール性を高める意匠を採用
基本的に前足部からシームレスになっているので、タッチの感触が変わりにくい仕様です
シューレースホール部は甲部にフィットするニットを採用
シューレースでは主に甲部を抑えるようになっており、ニットのフィット感が特徴的な設計となっています
最近のキングは甲部をニットで構成していますが、今作もそこは変わらず採用しているものに
人工皮革の良い所、ニットの良い所をしっかりと分けて使っているものとなっていました
・凹凸を作ることでボールコントロール性をアップ
・プーマロゴでサイドを補強
アッパー後足部
アッパー後足部、かかとには内蔵型のヒールカップが搭載
最近のプーマの良い所で、しっかりと攻めたヒールカップになっているのが印象的です
小ぶりかつ、強度がしっかりとしているヒールカップで、サイド上部のクッションで脱げにくくしている設計
形状的にはまっすぐですが、内部のパッドで脱げにくくしている設計となっています
ヒール内側はほどよいクッションと、起毛材で構成されており、脱げにくく滑りにくく設計
パッドはやや広範囲なので、この辺りもプーマの他のHGと近い設計となっています
後は内部ですが、前足部に樹脂プレートを入れた設計
つま先付近には4か所、屈曲溝が入っているのも確認できます
インソールの方は特に仕様変更は無く、表面に滑りにくい素材が採用されていました
・小さ目のかかとでフィット感〇
・サポート性のあるかかとが良い
・ナノフロントグリップのついたインソール
アウトソール
アウトソールには円柱スタッドを搭載
この辺りは特に仕様変更が無いので割愛
全体的にソフトでクッションが多い前作とは違い、薄く軽く強度もあるのが今作アルティメットという印象
どちらも良いと思いますが、ウケが良いのはキングアルティメットになると思います
・詳しくはプーマキングプラチナム21HGのレビューをチェック
まとめ
特徴としては上記の3点が特徴で、前作よりも素足感が大きく向上しました前作よりもサッカー部であれば、受けの良い製品に仕上がっているかと思います
これでフューチャー、ウルトラに並ぶシリーズに復活したと思うので、気になる方は是非一度試してみて下さい
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