今回は競技力向上のための認知能力について、靴から出来ることというのを考察します。
また、本記事はサッカーでもラグビーでも共通すると思います。
競技者の認知能力について
まず、先の記事、論文にある認知能力についてですが一瞬一瞬のプレーの中で、適切に予測して判断、動作につなげることは難しい
だが一方で、一流のプレーヤーになればなるほどその情報処理能力は高いと言われています。
主に以下の3つが要点で、
空間の認知
(どこにスペースがあるのか、ないのか等)
対戦相手や味方の動作、人の認知
(相手が何をしているのか、味方が何をしているのか等)
自身の身体的状況の認知
(今自分は何をしているのか、走っているのか、コケているのか等)
また、その上で状況認知後の判断も、多数の選択肢の中からパターン化された判断と動作を発現することでより速く正確に適切なプレーが選択できるとのこと。
そして空間、人の認知は俗にいう首振り動作での情報収集等が例に挙げられ
加えて、その精度に関しては頭の上下動等が少なければより高まるといいます。
(ブレた動画より鮮明な動画の方が分かりやすいでしょ、という事です)

Gettyimages
そしてこの空間、人の認知能力(映像処理能力)の速さ、予測速度と精度
更に適切な動きを発現する判断スピードは、その局面局面の経験値によって左右されます。
また、その局面局面の難しさ(選択肢が豊富、ノイズが多い)であればあるほど、判断スピードは落ちるようです。
要するに超雑に説明すると
簡単な局面でも難しい局面でも、高いレベルで実践に近い形で経験値を積めば、状況に応じた正解パターンが記憶され、意識せずとも瞬時に体が反応できる
という事です。
(低いレベルだと対戦相手も判断ミスが多くなる為)
という事です。
(低いレベルだと対戦相手も判断ミスが多くなる為)
認知能力を向上させる方法
前段では認知機能について記載をしました。
その上で、向上させる方法としては
上手い選手と沢山実戦経験を積みまくる
正解パターンを知るために一定の法則(ルール)、要するに戦術を学ぶ
また、この二点においては全てを実地でカバーするのではなく、
選手目線カメラでみる
→疑似的な実戦経験値獲得
トップレベルの試合を見る
→疑似的な戦術、正解パターンの獲得
という、疑似的な経験値を積むことも重要だと考えられます。
この実戦経験、戦術知識の獲得があると、更に自身の試合のビデオを振り返り検証することが有効になると考えられます。
また、その前段階にあたる、上下動の少ない動きやビジョントレーニングといった
より解像度高くグラウンドを確認できるフィジカルというのも大事になりそうです。
靴が認知能力を高めるためにできること

そしてこのような中で、靴、競技シューズとして出来ることは
・情報処理を妨げない、ストレスのないフィットした靴を選ぶこと
が最も大事になるかと思います。
一方で、上下動が大きくなりやすいクッション性、反発性の高いシューズは、使い方によっては妨げるかもしれません。
まず靴擦れする、うまく走れない、動きにくい等、ストレスを抱えたシューズの着用では
その余計なストレスが情報処理を遅らせるノイズになる可能性が考えられます。
そのため、まずは快適なスパイクを選ぶというのが大事だと考えます。
一方で、不安定性の高い、反発性やクッション性が高いスパイクは、扱いによっては認知能力を低下させる…かもしれません。
とはいえ、ここに関しては正直動作面が大きく関与するので
靴以上に身体操作が重要になると思います。
まとめ
認知能力について靴、スパイクが出来ることは限られますが…
少なくとも、違和感やストレスのあるものを履く事は、パフォーマンス低下につながりそうです。
ただ、昨今は柔らかいアッパーのものが増えているので、違和感やストレスは少なそうですけどね。



コメント
今日の記事を見てフットボールネーション作者の大武ユキさんとの対談などがあったらとても面白そうだなと思いました!もうすでにご覧になっているかもしれませんが、フットボールネーションというサッカー漫画が今までない視点の漫画でとても勉強になるので読んでみてほしいです
>>1
丁度今、僕は7巻で止まってたのでまとめ買いして配送待ちです笑
そういうのも確かに良いですね~?
今日の記事を見てフットボールネーション作者の大武ユキさんとの対談などがあったらとても面白そうだなと思いました!もうすでにご覧になっているかもしれませんが、フットボールネーションというサッカー漫画が今までない視点の漫画でとても勉強になるので読んでみてほしいです