今回はスパイクの選び方、履き方、買い替えについての具体例をいくつか紹介します。
最近ちょっとそういうシーンを見ることが多かったので、改めて。
もちろん、いい例も紹介しますのでご安心ください笑
正しいスパイクの選び方 総集編記事はこちら
ダメな例 かかとを踏む

これは一般的にも割と知られていることになるかなと思います。
この靴のかかとを踏むという行為は、靴の機能を台無しにしやすい行為です。

というのも、靴のかかとにはかかと芯と呼ばれる硬いものが入っていることが多く。
このかかと芯、スパイクだとヒールカップやヒールカウンターと呼ばれますが
これらが機能しなくなっていくからですね。
もう少し詳しい記事は下記にありますので、あわせてどうぞ。
ダメな例 買い替え頻度が遅い

どんなに良いスパイクでも、ボロボロでは機能を発揮できません。
上記画像のような例は典型的ですが、流石にここまでいくと買い替えることが多いかなと思います。
更にいうと、足は身体の土台であり、靴はその足を支えています。
つまり、靴がボロボロということは、土台が不安定であり、怪我の温床になりやすいです。


また、最初の画像ほどでなくとも、傾きがみられるケースもあります。
これらは直立で立っていても発生していれば、捻挫やO脚、変形性膝関節症などに繋がることも考えられます。
このように土台がグラグラ、傾いていると良いことはあまりありません。
こまめに買い替えましょう、下記にて詳しく買い替え目安を記載しています。
ダメな例 サイズが合ってない

綺麗で良いスパイクでも、サイズが合っていないと本末転倒です。
例えば上記画像のように、大きすぎて足が中で遊び、かつ支えられていないケースがあります。
基本的な話ですが、サイズはしっかりと合わせて買うのをおススメします。
下記にて記載してますので、まずご確認ください。
ダメな例 グラウンドに対応したものを使わない

サッカースパイクは特に、土用や人工芝用、天然芝用と用途が分けられています。
もちろん、昨今はどこも兼用できるスパイクも多いです。
しかし、そうでないものもある上
加えて、非対応なグラウンドで使うと怪我のリスクや、破損のリスクが大きくなります。
上記画像は実は人工芝一応OKなモデルではあるのですが、夏の暑さもあってソールがベロンと剥がれました…

そのため、特にスパイクや身体に負担がかかりやすい人工芝では、丁寧にスパイクを選ぶのが大事です。
なるべく人工芝専用、もしくは土と人工芝兼用モデルが望ましいです。
天然芝と人工芝を兼用したものは、薦めにくいことが多いので、下記も合わせてチェックしてみて下さい。

誰にでもわかる サッカースパイクを用途別、グラウンド別で使い分ける意味 【1から学ぶシリーズ #8】
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良い例 スパイクが綺麗

良い例、といっても今までがなかなかハードモードという感じですが…
逆にいうと、今までのダメな例じゃなければ、最低限は整っていると思います。
加えて、必要なら右の青いスパイクのように、インソールなんかも入れても良いでしょうし。
こうやって適切に履くと、スパイク自体も長持ちするので、気にしておきたいところですね。
まとめ

随時また気になった具体例があれば、追記して再アップしようと思います。
こういう例は沢山あり、むしろ適切に履いている人の方が少ない印象です。
ただ、パフォーマンスの高い選手は、ある程度道具も綺麗でちゃんとしてることもある気もするので。
最低限のことはしておきたいですね。
最低限知ってほしい 正しいスパイクの選び方 総集編記事はこちら
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