サッカー日本代表 佐野海舟選手の例からもわかる 普段履きの選び方について解説

スパイク インタビュー記事

今回は普段履きの選び方について、解説していきます

とはいってもサイズや幅の選び方、という話ではなく


一般的な良いシューズと、ベアフットシューズの特性、メリットデメリットについて記載していきます

結論から言うと、現状若年層~アスリート層はベアフットシューズによる恩恵が大きくなりやすい印象です

が、基本的には目的に応じて使い分けることが大事です

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スパイク好きな皆さんで言うと、土用のスパイクと人工芝用のスパイクを履き分けるように

シーンや目的に応じて裸足、裸足系シューズ、シューズを使い分けることが大事になります

SUITA, JAPAN – NOVEMBER 16: Kaishu Sano of Japan in action during the FIFA World Cup Asian 2nd qualifier match between Japan and Myanmar at Panasonic Stadium Suita on November 16, 2023 in Suita, Osaka, Japan. (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)



ちなみに余談ですが、佐野海舟選手の特集記事では幼少期を下駄で過ごしていたという話も出ています

下記引用

「近年、足の機能が低下している選手が多いです。昭和や平成初期と比べて生活様式の変化などから裸足で遊んだり、動く機会が減少してきていることが原因に挙げられます。また、シューズ(スパイク)を選ぶ際に見た目のカッコ良さを重視するなどの理由で自分の足に合っていないシューズを選ぶことによりシューズの中で足がズレたり、幅が狭いものを履き続けることによって足や指が変形し、扁平足や外反母趾、浮き指と言われる状態になってしまうことが多く見られます。

それに伴って足の指が上手く使えない、指を開けない(足の指でパーができない)、力が入らない、足の指で物を掴めない、足の裏の感覚が低下してしまうといった不具合が生じてしまう。これらはバランス感覚や衝撃吸収能力の低下をつながるので、当然パフォーマンスにも影響がありますし、足部の障害(足底腱膜炎やシンスプリント、第5中足骨疲労骨折など)にもつながってしまいやすいと言えるでしょう」(日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー・畑山尚毅さん)
引用元

普段履きでもスパイクでも、間違うとパフォーマンスを落とす遠因になります

今回は一般的なシューズと、ベアフットシューズのメリットデメリットを主に解説します

 

一般的な良い靴の特徴 メリットデメリット


一般的な良い靴の特徴は、大雑把に言うと、足をしっかりと守ってくれます

足と同じように屈曲し、コンクリートからの衝撃を和らげるクッションをもち

しっかり強度のあるかかとで、身体の歪みを少し補正します

要するに、楽に歩けて疲れにくいシューズです


そのため、メリットとしては、
・楽に長い時間歩くことができる
・疲れにくく、痛みが出にくい
・疲労感が残りにくい
といったメリットが挙げられます

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逆にデメリットを挙げるとするなら
・バッチリフィットさせないといけない
・クッションで足底部に刺激が入らない
身体が悪くても歩ける
となります

ちゃんと合わせないと、足や身体の動きを阻害したりしますし

身体に対して過保護に守ると、身体本来のバランス感覚や、歩行能力を奪っていきます

ベアフットシューズの特徴 メリットデメリット


ベアフットシューズの特徴は、大雑把に言うと、自分の足を鍛えられます

足の動きを阻害するものはなく、足を守るクッションも最低限

身体を補正するようなパーツもかなり少ないです

要するに、自分の足でしっかり歩けるシューズです


そのため、メリットとしては
・足底部筋力の向上
・バランス感覚の向上
・フィット感は大体でOK
といったことが挙げられるかと思います


逆にデメリットを挙げるなら
・守る機能が少なく、足に負担がかかる
・疲れやすい、痛みが出やすい人もいる
・身体が悪いと歩くのが辛い人も出てくる
となります

身体に負荷がかかりやすいシューズではあるので、既に足が痛い人には薦められないケースがあります

普段履きの選び方

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一般的な良いシューズと、ベアフットシューズのメリット、デメリットについて記載していきました

それでどう選べばいいか、という話なのですが
・長時間立つ、歩くことが多い場合
・既に足腰が痛いことが多い場合
・若くない、ご老人などの場合
これらの場合は、一般的な良いシューズを選んだ方が、メリットが大きいかなと思います

鍛えるより、負担を軽減してあげる方が優先度として高いと考えるためです


ただし、良いシューズかつ、自分に合ったシューズを選ぶというのはかなり難易度が高いです

靴屋など、靴の専門家に話を聞きながら、合ったシューズを選ぶのが望ましいでしょう

なるべく量販店というよりは、専門店で選ぶのをおすすめします


逆に、以下の場合はベアフットシューズの恩恵が強くなると思います
・通学、通勤用途で、2時間以内の着用
・幼児~40代くらいまでの若い方
・アスリート
自分で立つ、歩く力が十分に残っている方や、酷使しすぎない方、バランス感覚が必要な方はベアフットシューズを取り入れられると良いと思います

特にこちらは一般的な良いシューズと違って、サイズさえ合ってれば大体のフィット感で良いので、自分でも選びやすいです

個人的には丸五さんのhitoe+や、スポーツジョグⅢ、たびりら、スポーツジョグAIRあたりがおすすめです
ただし、こちらは動きに課題がある場合、そちらの改善、ムーブメントトレーニングも並行したほうが効果的と言えます

メリットデメリットを緩和、強化する方法


一般的な良い靴は足を守り、ベアフットシューズは足を鍛える方向性が強いですが

それぞれのメリット、デメリットを緩和したり、強化する方法もあります

その方法の一つが、インソールです


足元を支えるタイプ、守るタイプのインソール群

スポーツ系で有名なものだと、シダスやスーパーフィート、バネといった製品が挙げられますが

これらも骨格、足部のバランスを補正する、保護の役割がやや強いです
そのため、一般的な良い靴に入れれば、より楽に痛み無く歩くことが出来ます

ベアフットシューズに入れれば、足の保護性をプラスすることが可能です


逆に感覚刺激を入れる、NABOSOといった製品でなら、足裏感覚を更に引き出すことが可能です

一般的な良い靴に入れれば、クッションで失われた足裏感覚を取り戻します

ベアフットシューズに入れれば、より足裏感覚を引き出すことが可能です

また、ムーブメントという意味で、両方に使えるのがユビスラ

蹴り出しが弱い、苦手なら拇指側に、接地が苦手なら小趾側につけることで、強化することも可能です

これらのアイテムで、シューズ自体の機能にプラスで組み合わせることで、普段履きはもっと意味のあるものとなっていきます

まとめ


今回は普段履きの選び方について解説していきました

一般的な良い靴も、ベアフットシューズも、使う人や目的によって、メリットデメリットの享受が変わってきます

インソールやユビスラでデメリットの緩和、メリットの強化なんかもできるので、自分に合ったものを選んでみてはいかがでしょうか

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コメント

  1. うえちゃん より:

    都会で裸足は現実的じゃないですよね。
    ワラーチやマンサンダルを履いて歩くだけでも足本来の機能を取り戻せますか?

  2. 0014 より:

    >>1
    仰る通りですね
    裸足系のソックスとほぼ同じくらいのサポート性だと思っているので、使用するにも初めは柔らかい土や芝の上から始めた方が良いと思います

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