低価格 高コスパ リアラインインソール・ライト レビュー！

まずは今回懸念していたシューズとのフィッティングをチェック。

サポート範囲が広いので、気になっていましたが



きちんとカットすれば問題なく入るものに。

指先先端の広がりが結構広いので、ここは確実にカットしないと基本的に入らないと思います。




このようにランニングラストを用いたリーサルアルティメットFFと比較しても、指先先端の横幅が広い印象。

小指側がかなり長い人にとってはこの元々の形状があう可能性がありますが、大半はシューズの方が対応できないので、入れるシューズに合わせてカットするのをおススメします。



このランニング～普段履きでゆたっとしたタイプのシューズだと、基本的には先だけ調整すればストレスなく入る印象。

ただ、これがサッカースパイク等のタイトなシューズになると、




中足部域のサポートが広く、しっかりしているので、結構インソールではみ出すような感じに。

これは大きな問題にはなりませんが、サッカーのプレー的な側面でいうとトラップの感触が変わったりするので、その辺りをどう考えるかで選択肢に入るかどうかが変わってくると思います。
（※ラグビー的にはOKです）





実際に履いてみても、タイトなスパイクだと中足部域の甲部の高さが増す、中足部域の容積が減るような印象を受けるフィット感に。

甲が低くてスパイクが合わない方は、調整するのに良いかもしれません。

そしてまずはメーカー推奨の普段履きや軽いランニングでの使用ですが、やはりこの使い方が適切だと感じます。

適度な柔らかさ、もちっとした弾力のある立方骨×3アーチの支持で、サポート感はあるけど痛みは出ないような印象。


今回はHOKANONEONEのアラヒ3で歩いてみたり、ジョギングをしてみましたが、立方骨～踵骨前のサポートが一番強く感じられるものに。

一日履けるくらいのサポート感になっていますが、グリップ性はやや強いので、ソックスとの相性は注意した方が良いかもしれません。

【ラグビー、サッカーでの使用感】

同様にサッカーやラグビーの動き、スパイクでも実際に使用。

こちらも基本的には問題ないですが、グリップ性の高さと素材感には注意が必要かもしれません。




前述したようなサポート感、立方骨～踵骨前付近を支える設計はスパイクに変えても感じられ、適度なサポートを受けられている印象に。

ペラペラの付属のインソールより断然良い感触で、サポート性をしっかりと感じることが出来ます。



一方でグリップ性がインソール自体にけっこうあるので、グリップ系ソックスを使うのは非推奨。

シンプルに足とフィットする五本指ソックスや、足袋型ソックスを用いると丁度いいと思います。




また、基本的に強度の高い素材は用いていないので、毎日激しくプレーするとなると耐久面は気になる可能性も。

ただ、基本的には普段履き向けの入門モデルであり、かつ価格も2000円なので、価格を考えると十分すぎるパフォーマンスかなと思います。



このサポート性を2000円でというのは他のインソール専門のメーカーにもない一品。

初めてインソール、サポート性のあるものを使ってみたいという方にとっては嬉しい1枚となりそうです。