エックス15.2 HG 感想

本日は、














エックス15.2 HGのレビュー(インプレッション)です！


















着用したグランドは人工芝のグランド。



エックス15.2 HGは一応メーカーいわく人工芝にも対応しているそうなので、とりあえず使ってみました。






















試合の流れを変えるゲームチェンジャー的選手に向けたスパイク、エックス。





アジリティやスピードを重視した設計ですが、良いところも悪いところもありました。





(エックス15.2 HGの詳細な機能性はこちらの記事をどうぞ)















それでは早速レビューしていきたいと思います！



















【足型】























エックス15.2 HGはウィズ(横幅)E程度、爪先回りや甲回りは標準程度と、日本人の足型にあわせたラストとなっています。









0014の足はウィズC～D程度、爪先回りは標準、甲回りは標準～ほんのきもち高めなので、そこまでフィットしていた訳ではありませんでした。









ただ、ソックス二枚重ねで履けばそれなりになんとかはなりましたし、重ねなくても緩く履けばなんとかといった感じです。







なので、基本的には足にあっていない上でのレビューということを念頭に置いてもらえるとよりわかりやすいかと思います。

































【アッパー前足部】


















アッパー前足部には天然皮革の足馴染みと人工皮革の耐久性、耐水性を兼ね備えたハイブリッドシンセティックレザーを採用。




























このアッパーは足馴染みよく、適度な厚みの起毛裏材が心地よく思いました。





以前発売されていた初代プレデターリーサルゾーンに近いレザーで、上質な牛革のような柔らかさと足当たりがあります。









正直、テイクダウンモデルのエックス15.2 HGでも全然試合用として使うことが可能だと僕は思いました。

































【アッパー中足部】
















シュータンはセンターに配置され、シューレースシステムはエックスケージと連動した造り。


















シュータンはインナーテックフィットソックスと一体となっているため、非常に快適。







ソックスのようなフィット感と、インナーウェア素材のようなコンプレッションが心地よいシュータンでした。





























また、エックスケージもジグザグに配置されたシューレースホールと連動することでフィット感が大変良い感じでした。









サイドのエックスケージの強弱を調節しやすいようにしたシューレースとの連動システム、それに加えてエックスケージ自体が適度な柔らかさと硬さをあわせ持っているので、フィット感は上々でした。






















ホールド性も上々で、足がサイドに流れるような事は比較的少なかったように思います。





ただ、多少不安な部分もないわけではなかったので、滑り止め加工のあるインソールを使用すればよりブレにくくはなると思います。































【アッパー後足部】















かかとにはヒールカップを搭載し、かかとの強度自体は十分確保されています。




























ですが、今回のこのエックス15.2 HG最大の欠点がヒールライニングにあります。




























このエックス15.2にはインナーテックフィットソックスの素材をそのままヒールライニングにも使われているため、とにかくかかとが滑ります！





鋭い切り返しやステップ、ターン、ダッシュはもちろんのこと、軽いランでさえかかとが滑る始末。













シューズの生命線はかかとにあるといっても過言ではないので、かかとがダメなスパイク=よくないスパイクとなります。






















たぶんライニング素材のチョイスが悪いので、他のかたでも同様のことが起こる可能性が高いです。





ですので、必ず試着時にかかとまわりをチェックすることをおすすめします笑




























一方で好感触だったのが、足首回りのインナーテックフィットソックス。











別にホールド性の向上とかそういった事はないのですが、ただただフィット感が良かったです笑





































【インソール】














特筆すべきことはありません。





普通のインソールでした笑































【アウトソール】


















アウトソールには鉤爪状のエックスクロースタッドを搭載したHGソールを装備。







土、天然芝、人工芝(メーカーいわく)に対応しています。































実際にプレーしてみましたが、確かにこのエックスクロースタッドはグリップ力が強く、しっかりと地面をかむ感覚がありました。

























グリップは前方向へも十分きくのですが、特に横方向へのグリップが特に強めで、鋭い切り返しやステップが可能となっているのが特徴的。

























更に前足部の適切な屈曲性と中足部以降のしっかりとした剛性からアジリティ性も高く、素早く動くことが可能となっていました。


























この辺りの一瞬のキレ、瞬間的な加速、敏捷性といった部分に関しては流石エックスだなという印象。





素晴らしいアウトソールに仕上がっています。



(かかとのせいで台無しですけどね！笑)


























そして人工芝での使用に関してですが、思ったよりは悪くない印象を受けました。











ただ、やはり翌日の疲労が普段より酷かったりはしていたので、0014的には人工芝の使用はおすすめしません。





試合で一回だけ、とかそれならまだあれですが、普段の練習から使うのはあまりおすすめできないと思います。

























【重量】


















重量に関しては滅茶苦茶軽いわけではないですが、それなりには軽量です。







足にあっていれば、履いていてプレー中に重さを感じることはないと思います。







ただ、0014の場合は足にあっていない&かかとも絶望的だったので、疲れたときに少し重く感じました笑

























【総評】


















僕の足にあっていない部分もあるので酷評した所もありますが、テイクダウンモデルとは思えないパフォーマンスは発揮してくれていました。









キレ、アジリティ、加速力に加えてインナーテックフィットソックス×ハイブリッドシンセティックレザーの心地よい足当たりは上々なので、かかとさえなんとかしてくれれば…といった感じでした。













スピード重視で、足に合う方はたぶんチャレンジしてみて後悔することはないと思うので、試してみる価値はあるスパイクだと思いました。























ではでは(^_^)/

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