ナイキ ティエンポレジェンド7FG レビュー！

本日はナイキのサッカースパイク、


















ティエンポレジェンド７FGのレビューです！





ティエンポレジェンド7FGはボールタッチに特化した、ナイキの天然芝専用モデル。


















主にジェローム・ボアテングやジェラール・ピケ、セルヒオ・ラモス等、名だたるセンターバックが着用しています。











それでは、早速レビューしていきたいと思います！

(※詳しい機能性はこちらからどうぞ)













※レビューの動画は下記をチェック！



















『足型』


















足幅はD～E程度、甲標準、つま先高さ標準～やや低め、かかと幅やや狭め程度のものとなっています。
























サイズ感は今回0014はいつも通りの25㎝でちょうどいい感覚。







親指上だけ少し圧迫感を受けますが、他に関しては概ね良好なフィット感で着用できています。




















ただ、完全なギリシャ型の足型なので、エジプト型の0014にとっては指先の圧迫感が思った以上に強いものに。





人差し指が一番長い、ギリシャ型の足の方で、足幅細めの方にはお勧めできそうなものとなっています。




















ちなみに全体的なフィッティングに関しては、個人的には一部問題あり。





他にも0014には合わない箇所（中足部内側、内側縦アーチ部分の圧迫）があり、その他の部分は良好な、素足感覚の薄めで柔らかいフィット感が好感触だったので、個人的には少し残念でした笑

















【フィット感】

★★★★★★★☆☆☆×3





























『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』




















まずアッパー前足部にはプレミアムカンガルーレザー×クッション材を採用しています。




















この前足部のフィット感に関しては、先程述べたギリシャ型の傾向が強い以外は適度に薄く柔らかなカンガルーレザーでかなり好感触。









足にピタッと沿うようなフィット感で、馴染みの良いものとなっています。




























そして、タッチ感に関してはHGモデル以上に柔らかく、繊細なタッチに。

















繊細さがあるのにも関わらず、ソフトさも適度に感じられるタッチ感。





クッションフォームは邪魔にならず、適度なソフトさを生むものとして機能。




















このボールへのフィーリング、タッチ感はかなり高次元、ハイレベルなクオリティを備えているように感じました。

















【ボールタッチ】

★★★★★★★★★★













また、極上のタッチから繰り出されるドリブルもかなり好感触。




















アウトソールもHGとは違い、ある程度スピーディーで、切り返しにもしっかり対応できる素足感覚ソールなので、スピードに乗ったドリブルも可能。




















強いボールへのグリップはそこまでないですが、素足感覚の良いタッチ感、ランニングを実現させているものとなっています。





















【ドリブル】

★★★★★★★★☆☆























『アッパー中足部 & トラップ、パス』



















アッパー中足部にはフライニット＆前足部同様のカンガルーレザーを採用。







フライワイヤーも搭載され、甲部はむき出しのフライニットで覆われたものとなっています。





























この中足部のフィット感もニットがタイトにフィットする感触が心地いいものに。







ただ、0014にとっては中～後足部、内側フライニット部分が内側縦アーチ部分を圧迫するものとなってたため、かなりタイトに仕上がっている印象を受けました。





















そしてこのインサイドでのパス、トラップに関してはそこそこ好感触。


















インサイドはクッションフォームもありますが、期待以上にソフトな感触ではないものに。







ただ、十分にソフト、かつシンプルなタッチ感ではあるので、全然問題ないものに仕上がっています。





















『アッパー後足部～内部 & シュート』




















アッパー後足部にはフライニットを採用。







踵にはヒールカップを内蔵し、ライニングには起毛素材×クッションが採用されています。





















このかかとのフィット感は個人的にはかなり良い感触。







構造自体も勿論ですが、ヒールライニングのサイドに採用されているクッションフォームが、柔らかくもある程度ホールドする心地いいフィット感を生み出しています。






















そしてキックに関してはなかなかに好感触。









前足部の適度なソフトさと繊細さが組み合わさり、柔らかく、かつ蹴った感触がわかりやすいものに。


















強いシュートや、ロングキックのスピードが上がるようなものではないですが、しっかりと踏ん張ることもできますし、蹴り心地自体は繊細さが目立つ印象。









このキックに関しても、なかなか良いところがあります。













【キック】

★★★★★★★☆☆☆

















『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』
























アウトソールには今作から超軽量に進化したハイパースタビリティフレームを搭載。







天然芝専用モデルとなっています。
























今回から新しく生まれ変わったハイパースタビリティフレームは、やはり劇的に軽く、スピーディーかつ素足感覚なのが非常に良いところ。











全体的な剛性のバランスはこの軽量性でこのバランスなら、十分使えるレベルのものに仕上がっています。

























ダッシュに関してはスタッド自体はしっかりと引っかかりやすい物になっているので、走り出しでスリップということはほぼほぼなし。







剛性、反発性の関係上、例えばヴェイパー12FG等のスピードモデルに比べれば劣るものですが、十分な加速性は持ち合わせています。


























また、切り返しや細かなステップに関しては上々の感触。









グリップ強く、しっかりと踏ん張れるので、そこそこ素早い切り返し、ターンも可能となっています。






















ちなみにソール自体がかなり薄いですが、そこは天然芝専用＆インソールのPORONで大部分をカバー。







硬い下地の天然芝だと、突き上げを感じる可能性はありますが、芝が長いor下地が柔らかければ大丈夫です。




















フィット＆タッチ重視のスパイクとは思えないくらいにスピードフィジカル系の機能も備わった今回のレジェンド７FGは、まさにポジションやスタイルを選ばないスパイクに仕上がっていると思います。





















【スピード】

★★★★★★★☆☆☆

【アジリティ】

★★★★★★★★☆☆























『まとめ』


























ナイキのサッカースパイク、ティエンポレジェンド7FG。







HGとは違うフィット感、段違いで違う機能性の高さを体感することができました！
























やはりナイキのスパイクはトップ～エリートモデルのFGが最高スペックを誇っているのを改めて体感できた今回。







HGモデルも同じくらいのクオリティ…とまでは言いませんが、もう少しクオリティが上がると日本人的には嬉しいですね笑

















総合評価

61/80





















ではでは









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