アディダス　ネメシス18.1HG/AG　レビュー！

本日はアディダスの最新サッカースパイク、














ネメシス18.1HGのレビューをしていきます！





ネメシス18.1はメッシやフィルミーノ、南野選手が着用しているアジリティに優れたサッカースパイク。
























テーピングのようにフィット＆サポートすることで、機敏な動きを可能にするサッカースパイク。





その機能性を存分に体感してきたので、早速見ていきます！

『足型』
















足幅はE程度、つま先回り高さ標準～気持ち高め、甲高さ標準～やや低め、かかと幅やや狭めとなっています。
















0014はいつも通り25㎝をチョイスして丁度いい感触。





足幅等は若干緩いですが概ね問題なく着用することが可能でした。




















全体的なフィッティングとしてはバンテージの足へ吸い付くようなフィット感と裏材の柔らかなクッションフォームが柔らかなフィット感の両立を実現。









全体的にソフトでありながら、足に吸い付くような感触もあり、かつズレたりブレたりするほど柔らかすぎない、まさに適度なホールドと吸い付くフィットが特徴的なものに仕上がっています。

（※勿論足型に合う、合わないはあるので、全員に合うという訳ではありません）









【フィット感】

★★★★★★★★☆☆×3

















『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』




















まずアッパーにはバンテージ構造、トルションテープが採用されています。


















この前足部のフィット感は前作のアジリティスキン2.0のようなメッシュよりも柔らかで、ソフトなフィット感を受けるものに。





マイナーチェンジではありましたが、履くと違いが大きく感じられるものとなっていました。

























そしてこの前足部でのタッチ感はやはりソフト、かつ適度にグリップも効く印象を受けます。

















繊細さよりもソフトさが際立つタッチで、表面のアジリティウェーブが思った以上に効果を発揮したことで滑りにくく柔らかいタッチが実現されているのが嬉しい所。






















勿論薄さや繊細さはないですが、この柔らかなタッチと程よいグリップ感は心地の良いモノがあります。











【ボールタッチ】

★★★★★★★☆☆☆




















そしてこの柔らかでソフトなタッチから生まれるドリブルもかなり好感触。







今回は全面トルションテープに変わっていることで、タッチが全て近い感触であるのも嬉しい所。
























ソフトで適度なグリップの効くアッパーは、人工芝や天然芝であればグリップも維持されるものに。



土で使用した感触では、表面に土埃が被ると多少滑る印象もありますが、ソフトなタッチ感は変わらず。




















アウトソールも定番のスプリントフレームなので、走りやすく反発性も適度にあるのが好感触。



スピーディーで細かなドリブルがやりやすいものに仕上がっていました。















【ドリブル】

★★★★★★★☆☆☆









『アッパー中足部 & トラップ、パス』




















アッパー中足部にもトルションテープを採用。



伸縮するアッパーが足に沿うように柔らかくフィットしつつ、ソフトな足当たりがかなり心地の良いものに仕上がっています。




















この中足部のフィッティングに関しては、前作よりも甲部の高さを抑えつつも、伸縮性の高い素材むき出しのトルションテープを採用したことで、より甲部にフィットするような仕組みに。







中足部アウトサイド側はアディダスロゴにての補強もあり、ソフトさや柔らかさ、伸縮性が特別目立つもののサポート性やフィット性も忘れていないものに仕上がっている印象を受けました。




















そしてこの中足部でのトラップ、タッチに関してもソフトで柔らかな印象を受けるものに。







トラップやパスでもまずアッパーのソフトさが顕著で、それがタッチのソフトさにつながっている印象。


















アジリティウェーブによるグリップも程よく効くことで、滑りにくく柔らかいタッチが可能となっているこの中足部。





一部しわになったりすることでパスの感触が違ってくるという印象も実は少し受けたので、店頭で試着して合いそうなら強い味方になりそうです。





























『アッパー後足部～内部 & シュート』
















アッパー後足部、かかとにはヒールカウンターを搭載。





強固なカウンターがかかとをしっかりとホールドする設計です。


















このかかとのフィッティングに関してはそこそこいい感触。







ソフトなクッション材と滑りにくい起毛素材で、足当たり良く比較的滑りにくいかかとには仕上がっています。

（※勿論かかとの形状に合うかが第一優先事項なので、誰にでも合うという訳ではありません）




















そしてキック、ロングボールの蹴り心地に関してはタッチ同様やはりソフト目な感触を受けるものに。

















グリップも適度に効き、かつソフトな蹴り心地なのが印象的で、心地いい蹴り心地ですが繊細さは少ない模様。




















軸足もお馴染みのスプリントフレームで、しっかりと止まれるものに。





キックに関してもそのソフトさが印象的なものとなっていました。
























また、ラグビーボールも問題なく蹴ることが可能。





ただ、あくまで個人的な意見ではあるのですが、サイズ感が大きいと蹴りにくいというか、よくミス

ることが多い0014。















若干サイズ的に大きいからか、個人的にはミスキックが多く、あまりいい感触は受けませんでした。























【キック】

★★★★★★★★☆☆



















『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』




















アウトソールにはお馴染みのスプリントフレームアウトソールを採用。





土、人工芝、天然芝に対応しています。

























このアウトソールはやはり適度な反発性、円柱ベースにエッジの効いたスタッドの適度なグリップ力が好印象。





ネメシス18.1に関してはアッパーの伸縮性とホールド＆サポート性も相まって、より機敏に動ける印象を受けます。


















ダッシュに関しても加速がスムーズですし、




















切り返しやステップに関しても強烈なグリップとは言わないまでも、それなりにはちゃんと効く印象を受けます。























ターン等の動きも問題なく、スムーズな抜け感を発揮。





やはり総じてグリップは強くないですが、素早く走れてそこそこ止まれる、踏ん張れる、切り返せるようなものに仕上がっています。

















【スピード】

★★★★★★★☆☆☆

【アジリティ】

★★★★★★☆☆☆☆











『まとめ』






















マイナーチェンジで更に進化したバンテージ構造となったネメシス18.1HG。









その伸縮性の高いフィッティング、ボールコントロール性の向上を感じることが出来ました！
































前作よりもフィッティングやボールコントロールの向上といった、地味ながらシンプルに改良されてきたネメシス18.1HG。







オレンジカラーであれば値段も下がってきているので、前作が好きだった方も是非一度試してみて下さいね♪















総合評価

57/80





















ではでは

















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