トップアスリートに愛用され、サッカーだと清水エスパルスが導入している一本歯下駄GETTA。
その機能性や有用性は下記記事にて掲載していますが、
主に室内で使うトレーニング用として販売されており、外での着用は耐久性が落ちる事、場合によっては割れてしまうこともある製品となっています。
特に雨天後や灼熱、コンクリート路面といった場所での硬い路面では破損のリスクも大きい訳ですが、一本歯下駄を外でも履きたい、使いたいという方に向けて今回改修を施してみました。
改修案1
GETTAを外で使うとなると、いくつか破損のリスクが考えられますが。
大きく分けると2つで、ベースの木材が割れるか、ラバーが摩耗したり取れたりすることが挙げられます。
今回は主に後者の対策になります。
改修案1は、公式通り釘でラバーを止めるという方法。
付属の釘があるので、100均のトンカチでカンカン叩ければ、
それだけでラバーの剥がれ防止になります。
ただ、これだとつま先のラバーが剥がれたり、摩耗は防げなかったり、補強したラバーも端っこが剥がれそうです。
なので、個人的に考えた改修案2もやります。
改修案2
改修案2はシューグーを使う事。
ソール補修用のシューグーを使う事で、ラバーの剥がれも、摩耗も、そして強い衝撃や木材の割れも少し和らげられないかという方法です。
ちなみにサッカースパイクのソール剥がれ防止用のシューグーとはまた少し違うので、公式HPを確認してみて下さい👍
ちなみに今回のシューグーは木、ゴムにも対応しているので、恐らくバッチリハマるはずです。
使い方は製品に記載があるのでその通りに行い…
このように3か所、接地しそうな場所メインに塗って乾燥させました。
これでソールの摩耗を抑え、かつラバーの剥がれも抑えられるはず…。
硬化したらゴムになるので、ついでに木材の割れ軽減、衝撃緩和にもなるはずです。
実際に使ってみた
実際に補強して使ってみましたが、一回目ははっきりいって失敗しました。
シューグーを薄く塗っていた(GETTAの機能をなるべくそのままにした)のですが…
1分も経たないうちに、シューグー部分が摩耗。
加えて小石が下駄側にめり込んでいます。
このままでは塗っても塗ってなくても変わらないので、再度補修…。
実際に使ってみた リベンジ
2回目は厚く盛って再挑戦。
土のグラウンドで、ラダートレーニングをGETTAでも行ってみたのですが…
2回目は無事成功。
使用してみても、これなら問題なさそうな結果。
薄い部分はやはり剝げますが、厚塗りした部分はしっかりと保護出来ています。
外で使うなら、シューグーを分厚くぬるのがポイントになりそうです。
ちなみに外でも使用してみた感想ですが、室内で運動出来るのであればそれで問題ないという結論に至りました。
外で、実地で実際に近いトレーニングでGETTAを使えば、より動作の違いが鮮明でわかりやすいのはありますが。
ただ、先にGETTAでトレーニングをしてから通常のトレーニングを行うだけで、動作は十分変わってくる印象です。
まとめ
今回は一本歯下駄GETTAを外で使う、そのための耐久性向上でシューグーを使用してみました。
しっかりと厚塗りすればラバーの摩耗、破損を抑える事が出来るため、外で使うならおススメの方法の一つとなりそうです。
難点をあえて挙げるなら、シューグー自体が結構臭い、臭うので、そこだけはネックになりそうな所。
ただ、外専用にしてしまうなら気にならないと思うので、外で一本歯下駄GETTAを使う方は検討してみてはいかがでしょうか。
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