本日は、
バサラ101 TCのレビューです!
使用したグランドは天然芝のグランド。
鋭い切れ味、高速ターンを可能とさせるバサラ101 TC。
そのスピード感をしっかりと感じてきました!
それでは早速レビューしていきたいと思います!
(バサラ101 TCの機能性詳細はこちらの記事にまとめてあります。)
『足型』
足幅はD~E程度とタイトめ。
甲回りは標準ですが、爪先回りはやや低めになっています。
サイズ感に関してはモレリアネオ2やウェーブイグニタス4と同じで、若干短めとなっています。
人によって丁度合う人、合わない人がいると思いますが、0014の場合は基本的にいつも後者です笑
サイズが気持ちキツく、爪先回りの多少の圧迫感に繋がっていたり、かかと幅がやや緩かったりと、100%足に合っていたわけではない、その上でのレビューになります。
『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』
まずアッパーにはプライムスキンが採用されています。
このプライムスキンは正直かなり柔らかく、足にフィットしてくれるものとなっていました。
カンガルーレザーに近いとまではいきませんが、マイクロファイバーとも違う、プライムスキン独特の心地よさとなっています。
そのため、ボールタッチも独特の心地よさがありました。
カンガルーレザーほど繊細で柔らかくはないけれども、従来のマイクロファイバーよりも圧倒的にしなやかなプライムスキンが、柔らかすぎず、弾きすぎないタッチ感を生み出していました。
また、それはドリブルにおいても同様です。
適度なボールグリップ力と柔らかすぎず、弾きすぎず、薄いプライムスキンがスムーズなドリブルを可能にしていました。
思ったよりもマイクロファイバー感がなく、R-ファイバーコントロールにより柔らかくも伸びすぎないアッパーはかなり優秀な部類に入ると思います。
『アッパー中足部 & トラップ、パス』
アッパー中足部はモノタン構造、
中足部インサイドにはダイナモーションフィットが採用されています。
ここのフィット感も総じて良し。
アウトサイド側はプライムスキンの柔らかさ、ホールド性、薄さ。
甲部分~インサイド側は伸縮素材、ダイナモーションフィットによるピタッと張り付くようなフィット感です。
このダイナモーションフィットのフィット感が上々で、捻れたときも自然にフィットするものとなっていました。
前作、バサラ001よりも明らかに進化したのはここだと思います。
また、ボールトラップの感覚も至ってシンプル。
薄く、伸縮するダイナモーションフィット素材で受けると、かなり素足に近いタッチ感を受けます。
そしてパスに関しても大きな問題はありません。
違和感なく、シンプルな感覚でパスは出せますが、スタッドの関係上若干安定感に欠ける所は見受けられました。
そこまで大きな問題にはならない程度にせよ、パサーの選手向きではないかもしれません。
『アッパー後足部~内部 & シュート』
かかとにはヒールカップを内蔵。
0014のかかとには若干幅が広すぎますが、それなりには履けています
ただ、やはり軸足の安定感は欠ける所。
勿論、大きな問題にはなりませんが、キック精度に多少の影響はあると思いました。
特に前への動きを止めるのがやや苦手なスパイクなので、FK等を蹴る選手には不向きなように感じます。
『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』
アウトソールには9本の五角形スタッドを搭載した、天然芝専用のTCソールを採用。
このアウトソールは加速性能、ターン性能、切り返し性能が抜群にいいものとなっていました!
ダッシュに関してはスムーズかつ鋭いダッシュが可能で、
ターンに関しても問題ないレベルのものに仕上がっています。
そしてTCソール一番の強みは切り返しスピードの速さ、アジリティの部分。
アウトソールの捻れやすさ、素晴らしい加速性能が機敏な動きをサポート。
他のスパイクではなかなかない、鋭くキレのある動きが可能になっていました。
ダッシュ、ターン、ステップといったスピード&アジリティに関しては素晴らしい機能性を持っているのが、このスパイク最大の魅力です。
『まとめ』
スピード、アジリティに特化し、爆発的加速力と鋭いキレを実現させているバサラ101 TC。
その驚異的なキレ、加速は他のスパイクの中でもトップクラスの機能性でした。
ラグビー部のバックスは勿論、スピード重視のプレーヤーには心強い味方になりそうなスパイクなので、是非一度試着してみてもらいたいと思います。
ではでは(^_^)/
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