PR

アーチ別インソール シダスとザムストはどっちがいいか解説

高機能インソール

本日はよく似ている製品群であるアーチ別インソール。

その中でも、シダスとザムストを比較していきます。

※2021年記事を再編集、改変、アップデートしています
20210123_154602

これらはいわゆるアーチサポート系、骨格とアーチをサポートするタイプのインソール。

そのため、どちらにするか悩む人もいると思うので、改めて記事にしていきます。

インソール専門の提携サイトはこちら

大前提 オーダーメイドがまずは良い

20210123_154632

まず前提として、オーダーメイドの方が良いことが多いです。

今回はあくまで既製品インソールで比較していきますが

少なくとも、一般ユーザーであればオーダーで作ってもらった方が良いことが多いです。

 
ちなみにオーダーメイドインソールだと、ニュートラルボディインデックスが僕はおススメです。

このオーダーメイドインソールは、作り手の技術と知識がクオリティを分けます。

そのため、出来れば信頼できる方の所で作るのが良いと思います。

 

価格比較

20210123_154603

ここからは話を戻し既製品インソール、シダスとザムストを比較していこうと思います。

まず今回主に比較するのは、シダス 3feet actionとザムスト フットクラフト アジリティグリップになります。


加えて、サッカー用の製品も一緒に比較できたらと。
そして、価格に関しては上記の通り。

そのため、基本的にザムストの方が少し安いか、同価格になります。

また、ザムストに関してはフットボールスタイル、サッカー用もアーチが選べます。

そのため、価格や汎用性という面においては、ザムストの方が良いといえるかと思います。

重量比較

20210123_154615

そして重量についてですが、ザムストが25.0cmにカットしたもので53g程度。

一方で、シダスは同じミッドアーチで49g(カットしていない)です。

そのため、この重量に関してはシダスが大きくリードするかと思います。

ただ、この手のインソールには重量よりも適度なサポート性が欲しいので

軽いからシダスの方が良い!とはなかなかなりません。

グリップ

20210123_154800

また、グリップ性に関してはザムストが起毛素材、シダスはグリップ素材を採用しています。

本比較製品は、どちらも滑り止めを搭載。

ただ、滑り止めの無いものもあるので、ここは選び分けていただければと思います。

20210123_154618

ちなみに表面が起毛のザムストは多少の汗を吸い取るような仕様です。

一方で、シダスは汗を吸わないような仕様になっているのが大きな違い。

ここはソックスとの相性を考えて、適切なグリップ感のものをチョイスしたいです。

20210123_154939

また、シダスは踵部にゲルがありますので

インソールが中で滑りにくいものになっているのも留意したいポイントです。

 

サポート

ベースサポート

20210123_154750

そして最後はサポート性ですが、ここに大きな違いがあります。

ザムストは樹脂パーツ2種類を含めた3層構造に対し、シダスは樹脂パーツの2層構造です。

20210123_154826

また、アーチ高は同じミッドの25.0cm対応サイズであれば、32mmという高さに設計。

このアーチ部の高さは概ね同じではあります。

20210123_154847

一方で、裏側の形状と素材感が全く違います。

同じような理論、理屈から構成されてはいますが、そのアプローチが多少違います。

20210123_154853

まずはかかと部ですが、こちらはザムストには柔らかなスポンジ材、シダスにはゲルクッションが入っています。

かかとを中心で安定させるという意味ではザムストの方が良いかもしれませんし

一方で、衝撃緩衝という意味ではシダスの方が良いともいえます。

20210123_154900

そしてアーチ部へのサポート材も、ザムストは柔らかい青い樹脂がベース。

加えて、多少内側まで黒く硬い樹脂が張り出す設計。

一方、シダスは単一の素材ですが、構造の変化で強度アップを図っているのが特徴です。

20210123_154949
20210123_154944

ちなみに強度的にはザムストは黒い樹脂はかなり硬く、サポートが強いです。

ただ、一方で違和感が出ることもあるかなと。

まぁ、そのための3アーチ設計な訳ですが。

一方、シダスは強さの中にフレキシブルさも合わさった素材設計になっています。

 

細かいギミック

20210123_154908
20210123_154920

硬度設計はザムストの方が硬め、シダスの方が柔らかめでした。

ただ、その硬さをカバーする為にザムストはトラス機構がより活きるスペース設計を採用。

足の衝撃吸収に合わせて、硬い樹脂パーツも連動して動くといった設計仕様になっています。

20210123_155015
20210123_155005

一方でシダスもトラス機構は取り入れているものの、素材感的にも強くは設計に組み込んではいない印象。

トラス機構含めた動きで硬い樹脂を補完するザムストと、素材自体の強さとフレキシブルさを主にして足をサポートするシダスという違いがあります。

20210123_154706

その為、比較的かかとの前が持ち上がる感覚で、硬めのサポート感を感じやすいのがザムスト。

違和感なくフィットしやすい上で、サポートもあるのがシダスともいえます。

ここは体重的にパワフルな選手はザムスト

そうでもない選手はシダスの方が、もしかしたらいいかもしれません。

20210123_155042

ただ、ザムストとシダスで決定的に違うのが樹脂サポートの工夫。

ザムストはここには無いですが、ハイアーチ、ミッドアーチ、ローアーチ全て足裏は同じ形状。

一方で、シダスはそれぞれで別のサポート形状がとられているのが大きく違います。

20210123_155046

それぞれのアーチタイプで比較的多い足圧を考えて、より適切にサポートできるようにしているのがシダスの3フィート・アクション。

偏平足気味の方が多いローアーチでは内側を強化し、外に荷重がいきやすいハイアーチでは外側を強化するという気の配り方です。

この辺りが価格差に出ている印象はありますね。

20210123_155155

 
 

まとめ

20210123_154603

今回はシダスの3フィート・アクション、ザムストのフットクラフト アジリティグリップ。

それぞれの特徴、良さを比較することが出来ました。

20210123_154607

どちらかが絶対に良い、ということは無いのですが。

とはいえ、似ている中で特徴がそれぞれ異なっています。

特にフットボール向けだと、アーチを選べるのはザムストだけなので、そこは大きな違いです。

とはいえ、シダスのフットボール3D V2も概ね問題ない仕上がりなので

正直、お店でスパイクに入れて履いてみてフィーリングで決める、というのが一番良いですね笑

ザムストの詳細解説はこちら

シダスの詳細解説はこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました