アシックス DS LIGHT PRO AG 解説

アシックス 着用感想&紹介記事

本日はアシックスの新作スパイク、DS LIGHT PRO AGの紹介、解説をしていきます

DS LIGHT PROと同じように、様々な仕様をアップデートさせた新作


履き心地の向上や、より負担の少ないアウトソールが主なアップデートとなっている今作

早速機能性の詳細を見ていこうと思います

アッパー前足部


まずアッパー素材にはカンガルーレザーを採用しています

足型ベースもつま先の保形を改善していることで、より快適に履きやすくなっているのが特徴


加えてアッパーに縫い糸、ステッチをオーソドックスな形で採用

革の伸びすぎを抑え、良い履き心地が続きやすいようになっています


前作はソフトなクッションフォーム、ステッチレス化としていましたが、今作はもう一度オーソドックスなレザーテイストへ変更されているものに

代わりに保形の部分を改善し、快適性をアップさせているのが今作AGの特徴です
・フィット&タッチを追求したカンガルーレザー
・履き心地、快適性を更に改善

アッパー中足部


アッパー中足部以降は、インサイド面にマイクロファイバーを採用

アウトサイド面はメッシュベースの構成です


今作も通常のDS LIGHTと共通した、インサイドとアウトサイドで違う仕様を採用

インサイド面はアシックスロゴもプリントで構成し、薄く柔らかいマイクロファイバーにすることで、トラップの感触を損ねない仕上がりです


逆にアウトサイドはアシックスロゴで補強することで、シューズのブレを抑える仕様

ボールコントロール性とサポート性を両立させた中足部となっています


そしてシューレースは穴が7つ穴、切れ込みの入った仕様で構成

ここは前作と同じ仕様で、工夫の凝らされたカッティングパターンとなっています


シュータン部の仕様は、裏側起毛材

厚みは極薄のシュータンで、皮膚のように張り付くものも継続です


基本的にはデザイン的にいうとオーソドックスな仕上がりにしつつ、元々の機能性をしっかりと引き継いでいるのが本作の特徴

履き心地を追求した、DS LIGHTシリーズらしいものとなっています
・トラップを阻害しないインサイド
・サポート性を備えたアウトサイド

アッパー後足部


アッパー後足部、かかとには内蔵型のヒールカップが搭載

強度があり、かかとをホールドするヒールカップとなっています


かかと内側は柔らかな起毛素材で、クッションフォームがある程度しっかりと入っている設計

新型ラストベースの、まっすぐ伸びたかかとにより近いものとなっています


そして中底には一般的な中底が採用

かかと部分には切れ込みを入れることで、衝撃緩衝性を増す仕様


前足部にも切れ込みを入れることで、より自然な屈曲性も確保している仕様

素足感覚を追求した仕様設計となっています


また、アッパー内側はメッシュベースで、さらっとした履き心地に

心地のいいフィット感を感じられる仕様となっています


そしてインソールには反発素材をベースに、表面をもちっとした素材で構成したものを採用

履き心地良く、程よくグリップするインソールとなっています
・ヒールカップでホールド性〇
・起毛素材で足当たり〇
・グリップ性で滑りにくく

アウトソール


アウトソールには新型の、多数円柱スタッドを搭載

基本的には人工芝用となっているアウトソールとなっています


前作と比べると、前足部だけで16本→12本へスタッド本数を変更し、抜けの良さを追求しているのが特徴

メーカーや小売店のいう『グリップ力を発揮しながらも、人工芝特有の引っかかりをしにくくなるスタッドパターンを採用』というのは、こういう所にも表れています


人工芝特有の引っ掛かりすぎ、それによる筋腱への負荷を減らすためには、程よく止まるけどもロックしてしまわないようなグリップが必要になります

前作は前作でロックがかかるようなことは無いソールでしたが

今作では配置、形状を見直すことで、更にスムーズなターン、引っ掛かりすぎることのないグリップを実現しています


また、かかと直下に配置されたγGELとEVAクッションで、人工芝からの衝撃を緩和する設計なのが特徴

EVAクッションは記載が特に無いようですが、前作と同じなら6mmヒールアップ構造です
※確認し忘れました…が、ヒールアップなのは間違いないです


今までの人工芝用ソールはそれはそれでよかったのですが、今作は更に良くなっているのがすぐにわかる仕様に

人工芝で引っかかりすぎることを防ぎ、怪我を予防しやすい仕様なので、リハビリ明けや怪我の多い選手におススメなスパイクとなっています
・γGELとEVAによる、ダブルクッションシステム
・人工芝専用設計で怪我を予防

まとめ

・疲労を軽減する γGEL×EVA構造
・人工芝専用設計 アウトソール
・履き心地を向上
特徴としては上記の3点が主な長所に成り得るスパイクです。
どのような選手に適しているかというと、
・最後まで走り切りたい選手
・フィット感を大事にしたい選手
・人工芝でプレーする選手
ヒールアップも入っているので、かかとの痛みにも対応しやすい製品となっているDS LIGHT PRO AG

人工芝でプレーするなら練習用として一足はもっておきたい製品なので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか

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コメント

  1. あくえら より:

    自分は白×水がかっこいいなと思っています^^

    それよりカンパーニャ、かっこいいですね!
    黒に金がいい感じに入って高級感があります^^
    ピットスポーツも安くなっているので今すぐにでも買いたいですがそういう訳にもいかないし、、、、
    自分が買おうとするときは多分、売り切れてるしw

  2. 0014 より:

    あくえらさん
    私も白x水色が次の中では断トツでかっこいいと思ってます。もう1つの黒xオレンジだったらソールも黒にして欲しかったりするんで。
    そしてSLの不思議カラーはちょっと無しです(笑)

    カンパーニャはしっかり使用感を伝えていこうと思います。
    何せ初めてのディアドラ、そして思ってた以上の性能を発揮してくれましたから。

    私は正直、ラグビーするのとサッカー見るのとスパイク履くことしか脳にありませんから最近は自分の買いたい時に買うではなく、セール等のチャンスに買うようになってます(笑)
    そのせいで万年金欠スパイク増え続けるという不思議な現象が起こっています(笑)

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