本日は、
ウェーブイグニタス4 MDのインプレッション&レビューです!
ウェーブイグニタス4 MDはシュートやパスといったキックを重視して作られたスパイク。
アッパーからアウトソールまでキックのことを考えて作られた、本田圭佑選手が着用しているシリーズです。
今回は人工芝での使用の感想をメインに、土グランドでの使用感も書いていこうと思います。
それでは、早速感想の方に移りたいと思います!
(ウェーブイグニタス4の詳細な機能性はこちらからどうぞ!)
(ウェーブイグニタス3 MDのインプレッションはこちらからどうぞ!)
レビュー動画はこちら
2016/07/15 19:32:09
『足型』
アッパー前足部、ウィズは標準~気持ち細身程度。
甲回りは標準で、爪先回りは気持ち低め。
前作同様気持ち縦が短め、かつかなり先細りしているため、0014には爪先親指の爪がかなり圧迫されました。
前作同様全体的には履けないことはないですが、前~中足部の足幅が合っていなかったり(緩い)、親指爪先に痛みを伴ったりするなど、0014にとってはあんまり合っていなかったウェーブイグニタス4MD。
そこまで足に合っていないことを前提にインプレッションを進めていきます。
【フィット感】
★★★★★★☆☆☆☆×3
『アッパー前足部』
アッパー前足部にはプライムスキンを採用。
このプライムスキンは前作同様の感覚に近く、履けば上質な牛革のような足馴染みをみせてくれます。
ただ、大きく伸びたりということはそこまでないので、牛革のいいフィット感覚が長く続くと考えてもらえればいいかなと思います。
また、ボールタッチの感覚はどちらかと言うとマイクロファイバー寄り。
天然皮革のようなフワッとしたタッチではなく、どちらかと言うと弾く感覚の方が強めです。
【ボールタッチ】
★★★★☆☆☆☆☆☆
そのため、ドリブルに関しては特別やり易いとかそういうことはありませんでした。
表面のグリップ加工もあったらマシ程度のもので、特別効果を感じることはありませんでした。
【ドリブル】
★★★★☆☆☆☆☆☆
『キック』
ウェーブイグニタス4といえばやはりキックが気になるところ。
まずはインサイドでのトラップ&パスですが、
個人的には めっちゃ普通 です。
要するに、取り立ててパネルが役に立った感じは無かったということです。
ただ、アウトソールのおかげで軸足がブレにくくスムーズな動作が可能であること、パネルのお陰でボールとの間にクッションがあるのは感じとることができました。
また、無回転パネルも勿論素人が蹴ったところで無回転になるはずもなく…笑
パス&無回転に関しては強烈なアシストは感じられませんでした。
ただ、ここは好みによって好き嫌いがありそうな感じだったので、履いてみて触ってみてから購入するかどうかを決めてみてもいいかもですね。
(僕はあんまり好きでは無かったです笑)
一方で前足部のスピンパネルを意識して使ったシュートやロングパスは かなり好感触 。
そんなに足にあっている訳ではないのですが、スピンパネルがボールをグリップする感覚があり、ボールにしっかりと引っ掛かっていました。
僕はサッカーはほんと遊びでしかやってないので、自由自在にカーブをかけたりといったことは全くできませんが、このスパイクなら多少はかかるので面白かったです笑
【キック】
★★★★★★★★★★
『アッパー中足部&シュータン回り』
アッパー中足部は足馴染み自体はそれなりですが、フィッティングの調節がしにくいのが欠点。
シューレースに今作から綿の平紐を採用したことでほどけにくくはなっていますが、代わりにホールド性の調節は劣化。
シューレースを代えればいい話ですが、個人的には少し残念でした。
また、シューレースだけでなくパスパネル等のパネルがあるのも問題に。
調節して合わせるという部分についてはそこまで高くなく、やや残念ではありました。
(モレリアシリーズ等が異常という考え方も出来ますが笑)
『アッパー後足部』
アッパー後足部には強固なヒールカウンターを搭載。
ここはなかなか良いところで、強固なヒールカウンターががっちりと踵をホールドしてくれる感覚があります。
そのため、ダッシュやステップ、キック時の軸足といった踏ん張るような動作でもしっかりとホールドされている安心感がありました。
ただ、くるぶし回りやかかと回りは、人によっては全く合わない方もいるので、試着時に気を付けるべきポイントになるかもしれません。
『インソール&アウトソール』
インソールに関してはなんら問題なし。
突き上げもほぼこないですし、前アーチ&縦アーチ、ヒールカップ、踵への衝撃緩和サポートという機能が満載のインソールなので、むしろこれ単体で売ってもらいたい位です笑
アウトソールにはグリップ力に優れたブレードスタッドを搭載。
ここは人工芝での使用感、土での使用感どちらも書いていきます。
『人工芝の場合』
メーカーの方では人工芝対応となっていますが、明らかに過剰なグリップ性を感じました。
ダッシュに関しては多目にみてギリ許容範囲内でしたが、
切り返しやターンに関しては完全にNG。
強力なヒールやアッパー全体の強さから、切り返し時に足がブレたりするようなことはありませんでしたが、練習後の疲労感は普段とは全く違うものに。
引っ掛かりすぎることは怪我や疲労の原因になるので、正直人工芝では全くおすすめできないスパイクとなっています。
(勿論滑りすぎるのも良くないですけどね)
ちなみに、人工芝の危険性はこちらに記事があるので、詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。
『土の場合』
土のグランドの場合はその強力なグリップがむしろ好感触。
キックを考慮したスタッド配置がキック時の軸足のブレを軽減させ、安定感を生み出していました。
(画像は人工芝)
また、切り返しやステップも強いグリップによってしっかりと止まれるようになっていました。
止まった次の一歩が大きく出るわけではないのですが、しっかりと止まることが可能で、切り返しに関しては土では上々だと思います。
ちなみに、前作のようにグラファイトが内蔵されている訳ではないので、その辺はより自然な感覚に戻っていました。
どちらがいいかは好みだと思います。
【スピード】
★★★★★★☆☆☆☆
【アジリティ】
★★★★★★★☆☆☆
『重量』
重さは特に感じることはありませんでした。
超軽量というわけではないですが、重さに関しては問題ないと思います。
『まとめ』
キックに特化したスパイクであるウェーブイグニタス4 MD。
人工芝での使用は全くおすすめできませんが、土での使用はそこそこいい感覚でした。
キック重視の選手や、止まるために強いグリップ力が必要な選手にはありがたいスパイクとなるかも知れませんね。
総合評価
49/80
ではでは(^_^)/
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コメント
インプレ待ってました〜笑 今作のイグニタス4はシューレスがセンターなので嬉しいです笑 自分はセンターよりが好きなので 今度履いて見たいです。
ナイキでいいインドアシューズを探してます。
0014さんがいいと思うやつを教えてください!
鍋さん
そういっていただけると嬉しいです!
確かにそこは改善点かもですね!
是非試着してみてください!
鹿さん
インドアでNIKEとなると各種プロキシモかフィナーレ位では?笑
個人的には3の方が好みでした。
グラスファイバーシートが内蔵されなくなった影響か反発力が3の方が強かった気がします^^;
買い溜めですね(笑)
気になってた靴なのでうれしいです。
ありがとうございます
dododoさん
その部分については好みが別れそうですよね笑
.さん
いえいえ!
そういっていただけると嬉しいです!
ウェーブイグニタス3MDでは25.5なのですが、4でも同サイズで問題なさそうでしょうか?海外在住なもので試着ができず、参考にさせてください!
オフサイドさん
恐らく大丈夫かと思います!
いつも拝見しています。質問なのですが、文章で度々見られる「私は素人ですが」というのが気になります。サッカー経験者でないのにサッカーボールのキックをレビューするのがちょっと…
ラグビーなどでも使う切り返しの動きなどは参考になるのですが、キックなどサッカーの具体的な動きに対しての専門的なコメントはサッカーを真剣にやられてる方に対してとても失礼ではないでしょうか?
たけしさん
いつもありがとうございます。
私は別に失礼だとは思いません。
実際キックの感覚のレビューを求めている方は多いですし、僕自身何十足ものスパイクでサッカーボールを蹴っています。
また、サッカーの動作自体は頭で、体で体感できているので、そこまで的はずれなレビューにはなっていないはずです。
ただ、専門でやってた訳ではないので、このように表記しています。
需要があり、ある程度自信をもって提供できる情報がある、それならそれを出すべきだと僕は考えます。