ティスティモーニアル4　レビュー！

本日はアシックスのサッカー＆ラグビースパイク、











ティスティモーニアル4のレビューです！





ティスティモーニアル4はラグビー＆サッカーとして発売されている兼用可能なスパイク。


















イズラエル・フォラウ等が元は着用していたオールカンガルレザーのスパイク。





早速レビューしていきたいと思います！





（※ティスティモーニアル4の機能性詳細はこちら）













動画でのレビューはこちらからどうぞ

『足型』


















足幅はE～2E程度、甲標準、爪先回りやや低め、かかと幅標準～若干タイトになっています。






















0014は規格上25.5からしかないので、1サイズアップの25.5cmをチョイス。







サイズ的には普段より大きいのですが、爪先回りがやや低いため、少し捨て寸のような感覚で先1cm～0.7cm空いて履くような形になっています。






















全体的なフィッティングとしては、気持ち大きい割には上々の感触。



特につま先親指上側等の圧迫感は少し気になるところですが、メナス3のようなサイズ感ではなく、メナス2にサイズ感としては近いものがある印象。

(※ただ、つま先はやや低めなので、僕のように高さで合わない場合は１サイズ上げる、メナス3と同様のサイズ選びになりそうです。）





素材的には適度な厚みと柔らかさのレザーがふんだんに使われているため、きつさは比較的感じにくい印象は受けます。

















【フィット感】

★★★★★★★☆☆☆×3





















『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』




















アッパー前足部にはカンガルーレザーが採用されています。




















この前足部のフィット感に関してはそこそこ好感触。





レザーもステッチが多く入り、凄く柔らかいわけではないのですが、シンプルながら心地いいカンガルーのフィット感を生み出しています。




















ただ、モレリアシリーズ等の最高級カンガルーに比べれば柔らかさ、柔軟性としては落ちるので、ある程度の足馴染みと耐久性を兼ね備えたラグビー＆サッカー仕様と思っていただくといいと思います。

（※ただ、DSライト3よりは最初から全然柔らかいです笑）




























そして、この前足部から生まれるタッチ感は至極シンプル。





適度に柔らかいタッチ感で、多くのステッチのおかげか、ボールの滑りも感じづらいものに。


















シンプルイズベストで、ここもなかなかに好感触を受けます。

















【ボールタッチ】

★★★★★★★☆☆☆























また、同様にドリブルにおいても好感触。



















シンプルでオーソドックスなレザーの、適度に柔らかなタッチ感。





スピード＆アジリティに特化したメナス2のアウトソール。























アッパーのホールドの強さとソールのグリップのバランスから、少し下地が緩い場所で鋭い、素早いドリブルを可能にするものとなっていました。





















ちなみにですが、硬い土や人工芝がメインであれば、メナス3の方が適しているのでそちらを選ぶのも手だと思います。

（※メナス3のレビューはこちら）









【ドリブル】

★★★★★★★☆☆☆





















『アッパー中足部 & トラップ、パス』






















アッパー中足部にもカンガルーレザーを採用。





シューレースはセンターに配置され、シュータンはマジックテープ式の折り返しタイプとなっています。
























この中足部のフィット感に関してはアシックスにしては珍しく柔らかさが先行する印象を受けます。







アシックスのサッカー、ラグビースパイクだと中足部以降はかなりガッチリとホールド、補強がされていることが多いのですが、ティスティモーニアル4に関してはその心配はなし。
























タイガーラインも柔らかな素材なので、そこまで圧迫感を受けづらいものですし、ホールドに関してもサッカーであれば適度、ラグビーであればグランドやフィジカルレベルによっては物足らないものなので、この中足部のフィット感はサッカー部に受けやすいと思います。
































そして、トラップ、パス感に関しては柔らかで、かつシンプルなのが好印象。







タイガーラインが柔らかであまり邪魔をしないので、柔らかなトラップ、パスの感触が顕著。























ダイレクトな薄さや繊細さまでは持ち合わせていませんが、ここもオーソドックスでシンプルなレザーの適度なソフトさを感じ取ることができるので、ここも良い印象を受けました。





















『アッパー後足部～内部 & シュート』
























アッパー後足部、かかとにはヒールカウンターを搭載。





強固なヒールカウンターがかかとをしっかりとホールドする設計です。


























このかかと周りのフィッティングもそこそこ好感触。







形状としてはメナス３に近い印象で、メナス3よりも柔らかさのあるライニングと、強度の高いカウンターが好感触です。





















そしてキックに関しては特に問題となるところはなし。

























シュータンもキック時に違和感はないですし、バタつきなども見受けられません。


























キックの感触自体はやはりシンプルにレザーの適度にソフトな感触というのを感じやすい物に。







特にテクスチャーやグリップ加工等はなくステッチのみなので、シンプルな蹴り心地となっています。



















【キック】

★★★★★★☆☆☆☆



























『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』




















アウトソールには12本円柱ベースにエッジを付けた二種のナイロンベースのメナス２ソールを搭載。









ミッドソールには前傾姿勢になれるHG10㎜を採用。



土、人工芝、天然芝に対応しています。























このアウトソールはやはりスピードプレーヤーにとってはかなり秀逸なものに。






















ダッシュ時の急激な加速のスムーズさがこのスパイク一番の特徴で、HG10㎜によるヒールアップ効果や、





























先端付近まで採用されているエッジ付き円柱スタッドが強烈に鋭い加速性能を発揮してくれます。



























また、アジリティ面にも優れており、低弾性ナイロンを組み合わせたソールが適切な屈曲かつ突き上げ分散機能も維持。























切れ味鋭いターン、ステップが可能なものとなっています。































勿論、急なストップ、方向転換も問題なし。







スピードを重視しつつ、レザーのタッチ感も重視したいサッカー選手や、レザーのフィット感を味わいつつもスピードで妥協したくないラガーマンにおすすめなものとなっています。

























【スピード】

★★★★★★★★★☆

【アジリティ】

★★★★★★★★★☆























『まとめ』
















アシックスから発売された新しいカテゴリのスパイク、ティスティモーニアル4。







そのレザーのフィット感＆タッチ感と、メナス2由来のスピード感を存分に体感することができました！



























今回のティスティモーニアル4はX-FLY3よりもX-FLY2の方が柔らかくて好きだった方や、アシックスのホールド感（苦手な人からすると硬さ）が苦手だった方は一度試着してみても良いかもしれない、柔らかさの方に少しバランスが傾いたスパイク。
























ここ数年出ていたアシックスのスパイクが苦手な方は、一度試着してみてもらいたい一足となっていましたので、是非履いてみてくださいね♪

（※店頭販売はフタバスポーツ北与野、ユニオンスポーツ名古屋では確認済みです）





















総合評価

59/80



















ではでは

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