身体の概念を変える すきまのエネルギーと張力で動く JIDAI著本を紹介

本日はパントマイムパフォーマーであるJIDAIさんが著書の本、


筋力を超えた「張力」で動く、という本が良い本だったので紹介しようかと思います

一本歯下駄トレーニングや魔女トレと共通する点が非常に多く、加えてフットボールヴィセラル的側面も一部あったので、紹介していきます

 

本書の概要

本書は主に身体の使い方について書かれている本で、エネルギーを身体に通すという、独特の表現が面白い本です

表現が独特なだけであり、言われていることは古武術とも共通することが非常に多く、参考になる所が多いと思います

どの章も滅茶苦茶大事なのですが、あえて言うなら1、2章を理解した上で後ろの章のメソッドが出来るとより良い印象です

 

本書のどこが良いのか

本書の最も特徴的なところは、すきまにエネルギーを通すこと、そして受信と発信の双方を重視しているところです

身体の、わかりやすく言えば関節にすきまを作って、エネルギーの流れを良くする

身体を動かそうとする発信だけでなく、身体を感じる、受信する力を養う

そういったことが多く記載されています


すきまの例でいうと、クラゲのように立って、歩くことで隙間が生まれる、というような表現、イメージがあります

実際上手くできると、JIDAIさんの仰るエネルギー、というものが何なのか、身体で感じることが出来るかと思います


この感覚、感じる力を養うのにも、本書でいう受信力、発信力が重要です

特に発信力に偏る傾向があるので、受信力を磨く必要があるというのは西園先生の魔女トレなんかでも近い話だと思います


この他にも、一本歯下駄トレーニングでも活用されている内容がぎっちり詰まっている本書

スムーズに身体を動かす、理想的な動きを手に入れるための方法、考え方がいっぱい詰まっているのが本書の良いところとなっています

 

どちらかというとメソッドよりも、本質的な話が多く記載されているので、まずは話を素直に読んで感じてみるのが良いかと思います

そのなかで、要所要所でメソッドの紹介もされているので、実際にやってみて、細かな違いに気づいていければいいのかなと

メソッド自体はそこまで多くないので、本格的に取り組もうと感じれたなら、レッスンを受ける方が良さそうです

ちなみに東京方面であれば、JIDAIさん自身が直接グループレッスン、パーソナルレッスンを行われているようなので、そちらで受けてみるのもアリだと思います

JIDAIさんのHPはこちら

JIDAIさんのレッスン内容はこちら
今回はJIDAIさんの著書、筋力を超えた張力で動く、を紹介していきました

個人的には一本歯下駄トレーニングと近い部分が沢山ありつつ、違う見方も沢山あったので、現在の知識を補完するのに非常に有用な一冊でした

書籍としても読みやすいですし、価格もお手頃なので、パフォーマンスをあげたい方は一度読んでみてはいかがでしょうか