2024年6月16日の論文にて、ハイパフォーマンスシューズを履いたランナーは筋力的に劣っている可能性が出てきています。
シューズによって身体に影響を与えているいい例なので、シェアします。
前提条件
今回は22名づつ、ハイパフォーマンスシューズを履いたランナーと裸足で走るランナーを一定期間、比べて測定した結果となっています。
測定方法は超音波検査で、以下の部位の厚みなどを測定。
足底筋膜
足底方形筋
小趾外転筋
母趾外転筋
長母趾屈筋
足首の可動性
動的姿勢制御
結果は裸足ランナーの圧勝
結論としては、裸足ランナーの方が身体的には優れている可能性が高い印象です。すべての測定値は、裸足ランナーと比較してハイパフォーマンスシューズを着用したグループで低かった。
足首の可動域も裸足ランナーの方が有意に大きかった。
という結果となっています。
※AI生成
人間の身体は、使わなければ衰えていくもの。
高機能なシューズを履き、楽に走らせてくれることで、筋力や可動域が低下していくのかもしれません。
強度や頻度次第では、ベアフットシューズを取り入れた方が競技力向上につながるかもしれません。
まとめ
・裸足ランナーの方が筋力、可動域ともに高いレベルにある
・トレーニングとしては、ベアフットシューズで走る方が良いかも
競技中に履くのは良いと思いますが、トレーニングとしては効果的ではないかもしれません。
競技中のスパイクには、ここまで求めなくて良いと思いますが。
ジョギングなどのトレーニングや、普段の生活では、時々裸足やベアフットシューズで動きたいですね。
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