日本靴医学会抄録からです。
サイズの大きいシューズを履くと、足が遅くなるという結果が出ているのでシェアします。
逆に言うと、適切なシューズサイズで履くことで、足は速くなる可能性があるかと思います。
論文概要
今回は31名の成人に、4種類のサイズのシューズを履かせて歩かせたという研究結果。加えて、足幅部分は2種類、レギュラーとナローがあるので
全てで8通りのパターンのシューズで検証しています。

そしてその結果、適正サイズより+2cm以上で歩行が遅くなっており
更に、適切サイズより+1cmでも、努力歩行は遅くなっています。
もちろん走っては無いのですが、恐らく走った場合も影響があると思われます。
ちなみに足幅に関しては、今回はそこまで違いが無かった模様。

これらは中足部の硬いシャンクパーツが、つま先の方にまでかかるからというのが仮説として挙げられています。
もちろん、歩行に関してなので走るとまた違う、ということはあり得るのですが。
それでも、サイズが合ったシューズを履いた方がパフォーマンスは高まりそうです。
まとめ
今回はシューズサイズと足の速さについて書かれたものをまとめました。やはりですが、サイズは適正サイズが快適、かつ歩くスピードも維持されやすいです。
もちろん今回には無い走る、蹴るといった動作にも影響を及ぼすと思うので
普段履きもスパイクも、適正なサイズのシューズを選びたいですね。
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