今回はシューズのトレードオフがスパイクにも当てはまるので
サッカースパイクに当てはめて、記載しておこうと思います。
ランニングシューズ
— PTタイガー@FootBiomechanics (@pttiger0228) April 28, 2025
7つのトレードオフ pic.twitter.com/kYHotQql4k
主に7つのトレードオフが、わかりやすく解説されているPTタイガーさんのポスト。
この7つのトレードオフをスパイクに置き換えても、解説しておこうと思います。
質量と機能のトレードオフ

まずランニングシューズの前提として、軽ければ軽い方が良いというのが挙げられます。
実際軽い方が走行効率が良くなるので、ここはサッカーでもラグビーでも同じでしょう。
ただ、反発力が高いと、増えた分の重量を相殺することが可能です。

サッカースパイクでいうなら、例えばKarvoやカーボンプレートを用いたものが挙げられます。
プレートを入れることで確実に重量は増すのですが
一方で保形等、元々必要なものでもあるので
そこを反発素材にすることで、代謝コストを抑えることが可能です。

ただし、サッカーやラグビーの場合、ランニングと違って直進だけでないというのが肝です。
走行中の代謝コストを抑えるには軽量×反発が良いですが
他の動きを制限する因子になることがあるので、必ずしも正解という訳ではないのがランとの違いでしょう。
ただ、とはいえスパイクで運動量をアシストしてもらいたい、という場合はアリなオプションです。

ちなみに質量と機能のトレードオフは頻繁に発生しており、例えばプレデターもそのうちの一つ。
キック時のコントロール、グリップ性を増す代わりに、重量が増加しています。
なので、自分にとってスパイクにどんな機能を求めるのか、は意外と大事だったりします。
まとめ

今回は7つのトレードオフの一つ、質量と機能のトレードオフをスパイクにも当てはめてみました。
軽い&反発性が高いと、走るのは楽になるケースがありますが
重量が増えたり、他の要素が色々変わるので、難しいところです。
意外と感覚的な所で判断できるケースもあるので、自分の直感も頼りにしながら、人に相談するのもいいかもしれませんね。
足やスパイク、動きに関しての詳しい情報はNOTEをどうぞ
コメント
こんばんは
ラグビーをしているものです。
天然芝用のスパイクにCopa18.1のSGを
購入検討中です。
しかしカンガルーレザーを使用していたり軽い分
やっぱり
ラグビーで使うとポイントに故障は多くなりますか?
しゅーさん
アッパー部へのレザー使用は、スタッドへ影響を与えることは少ないかと。
とりあえず、柔らかい土、天然芝で適切に使えばスタッド破損はまずないと思います。