本日はニューバランスから新しく発売されたインソール、カジュアルスリムフィットアーチサポートの紹介、解説です。
スーパーフィートとの合作となっており、ベースの機能はスーパーフィート、クッション材にニューバランスの素材を用いた新しい一枚。
今回は表面材、フォームが少し違うので、違いを主に解説していきます。
製品の理論
製品の理論については、載距突起部を中心に、各種骨格へのサポートが強いのが特徴です。大まかには上記記事のようなイメージで、強固なプレートによる骨格へのサポートによって、バランス能力の向上といったパフォーマンス向上や、姿勢補正効果、怪我防止効果がスーパーフィート製品の特徴といえます。
・載距突起支持による偏平足、回内防止効果
・厳格な骨格サポートによる、怪我防止、パフォーマンスアップ
製品の特徴
製品の特長としては主に4つで、
・載距突起支持による強力サポート
・ヒールカップ構造で衝撃緩和
・ニューバランス独自フォームで程よいクッション
・スパイクにも合いやすい薄型設計
載距突起支持 偏平足に効果を発揮
かかとの少し前、内側にある、かかとと距骨の関節面の一部である載距突起。
この突起をサポートする事で、過度な偏平足を抑えるような働きが、スーパーフィートシリーズの特徴です。
今回のニューバランスインソールも同様にサポートされており、強固なプレートでしっかりとサポートする仕様です。
ヒールカップ構造 衝撃緩和を促進
かかとが中央にしっかりと収まり、横に広がらないようにすることで、クッション性を高めているのがスーパーフィートシリーズの特徴。
本作でもその特徴は継続されており、自身のかかとの脂肪層を活かすクッション設計が採用されています。
ハードな樹脂プレートでサポートし、自分の本来もつかかとのクッションを引き出すのが本作でも特徴に。
ただ、同じ仕様のブラックだと、下地が硬いとやはり硬さは感じています。
ニューバランス独自フォーム クッション性アップ
今回紹介したかった理由はまさにここ。
通常のスーパーフィート ブラックとは違い、フォームが柔らかく、程よく反発するニューバランスのフォームが採用されています。
このフォームを全面に使用することで、スーパーフィート ブラックには無かったクッション性を確保しているのが特徴。
スーパーフィート ブラックでサポートは丁度いいんだけど、衝撃が気になる…という方におススメしたいインソールとなっています。
薄型設計 スパイクにもフィットしやすく
スーパーフィート ブラック同様に薄型設計であるため、スパイクにもフィットしやすいのも良い所でしょう。
ブラックよりはフォームの分、若干厚みはありますが、基本的に気になるような厚みではありません。
懸念点
懸念点としては、ブラックよりもフォームの密度が低そうな印象を受けるので、耐久面でどれだけ持つかがポイントでしょう。
一応カジュアル向けなので、仮にスパイクに使うなら、耐久性はあまり期待しすぎてはいけないように思います。
他だとスーパーフィート特有の、中足部幅が狭すぎるシューズには上手くフィットしないこともあるという事。
表面材がメッシュで、特別滑りにくい素材を使用していないことから、場合によっては滑りやすいと感じやすいことでしょうか。
ただし、どの懸念点も理解していれば問題の無い話で、スーパーフィート ブラックのクッション増しバージョンと考えて頂ければ大丈夫かと思います。
まとめ
・スポーツ時の疲労感、怪我を減らしたい
・偏平足で悩んでいる
・スーパーフィート ブラックでは硬すぎて辛い
土踏まずが低い方の普段履きから、スパイクまでいけそうな雰囲気なので、一度試してみてはいかがでしょうか。
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