サッカーシューズに適したシューズブラシの選び方について

スパイクの手入れ方法

先日コロニルさんにて色々聞いてきた中で、


ブラシにも種類があるので、今回はシューズブラシについて記載していきます。

ブラシにも様々な種類、用途があり、今回は特にサッカースパイク、ラグビースパイクで使用するものを中心に取り上げていきます。

ブラシの用途


ブラシの用途としては主に3つで、
・埃や汚れを落とす
・クリームを塗りこむ
・仕上げ磨きをする

この3つになります。

この用途や、シューズ側の素材に応じて、使用するブラシを決めていきます。

ブラシの種類


今回みせて頂いたのは主にこの4つのブラシ。

右から山羊、馬、豚、化繊で、それぞれに用途が分かれますが、大体は毛の硬さで決めて頂ければOKです。

山羊毛の場合


山羊毛のブラシは毛が非常に柔らかく、細かい印象を受けます。

基本的にガシガシ汚れを落とすものではなく、軽くついた埃を払ったり、仕上げで磨くのに使用します。

その為、サッカーシューズでは基本的に必要ないブラシです。

馬毛の場合


馬毛の場合は山羊よりは硬くなりますが、それでも適度に柔らかい印象です。

そのため、汚れを払ったり、クリームを塗りこんだりと、多用途に使用できます。

サッカーシューズでも勿論活躍しますが、シャンプー系の汚れ落としには使いにくいので注意が必要です。

また、クリームを塗りこむのには専用のブラシがあったりします。

特にカラークリーム、色のついたクリームだと塗り込むのにブラシを兼用できないので、 このようなタイプのものも販売されています。

豚毛の場合


豚毛が一番サッカーシューズに適しており、馬毛よりも少し硬くなります。

シャンプー系の汚れ落としから、クリームの塗り込みにまで対応するので、とりあえず豚と馬が1つづつあれば問題ありません

個人的には汚れを落とすのに豚毛、クリームは馬毛で分けたりしています。

化繊の場合


化繊の場合は柔らかいものから、硬いものまで様々販売されています。

今回のコロニルのブラシはソール用の化繊ブラシなので硬いのですが、柔らかいものも市場には出回っています。

硬ければ硬い程、ソール部分の汚れ落としに適していますし、中程度ならシューズシャンプーでの汚れ落としにも対応する、対応幅の広さが特徴です。

サッカーシューズ的にはモノによってはアリですが、今回のこのブラシはトレッキングシューズのソール向けだったりします。

サッカーシューズには豚毛が馬毛が〇

・豚毛は汚れ落とし、シューズシャンプー、クリーム塗り込みに対応
・馬毛は汚れ落とし、クリーム塗り込み、仕上げ磨きに対応

上記2点を抑えて頂ければ、大体汚れを落とすのは豚毛、クリームは馬毛でOKと考えて良いと思います。

物凄く神経質になる必要は無いですが、適度な硬さのあるものを汚れ落としに、適度な柔らかさのあるものをクリーム系に使用して頂ければ概ね問題ないかと思います。

 

 

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