気になったので少しだけ調べてみました。
詳しい分野ではないので悪しからず。
サッカーでもラグビーでも共通すると思います。
一瞬一瞬のプレーの中で、適切に予測して判断、動作につなげることは難しい一方で、一流のプレーヤーになればなるほどその情報処理能力は高いらしい。
空間の認知
(どこにスペースがあるのか、ないのか等)
対戦相手や味方の動作、人の認知
(相手が何をしているのか、味方が何をしているのか等)
自身の身体的状況の認知
(今自分は何をしているのか、走っているのか、コケているのか等)
のレベルが高く、かつその状況認知後の判断も、多数の選択肢の中からパターン化された判断と動作を発現することでより速く正確に適切なプレーが選択できるのだそう。
空間、人の認知は俗にいう首振り動作での情報収集等が例に挙げられ、その精度に関しては頭の上下動等が少なければより高まるといいます。
(ブレた動画より鮮明な動画の方が分かりやすいでしょ、という事です)
Gettyimages
そしてこの空間、人の認知能力(映像処理能力)の速さ、予測速度と精度、そして適切な動きを発現する判断スピードは、その局面局面の経験値によって左右されます。
また、その局面局面の難しさ(選択肢が豊富、ノイズが多い)であればあるほど、判断スピードは落ちるようです。
要するに超雑に説明すると、簡単な局面でも難しい局面でも、高いレベルで実践に近い形で経験値を積めば、状況に応じた正解パターンが記憶され、意識せずとも瞬時に体が反応できるという事です。
(低いレベルだと対戦相手も判断ミスが多くなる為、あまり良いパターンの記憶にはならないそう)
だから、
上手い選手と沢山実戦経験を積みまくる
事と、
正解パターンを知るために一定の法則(ルール)、要するに戦術を学ぶ
事が大事になりそうです。
また、この二点においては全てを実地でカバーするのではなく、
選手目線カメラでみる
→疑似的な実戦経験値獲得
トップレベルの試合を見る
→疑似的な戦術、正解パターンの獲得
センタースクラムでの9番の位置どりに関してはこちらで解説しております。https://t.co/TjdelP62nK
— オルソ (@orthoinoue) October 12, 2021
9番がボールの位置に上がることによって、フロントラインの少人数での数的不利が生まれます。
どうリスクを取ってプレーしていくのか、これを機会に原則をしっかり抑えておきましょう!! https://t.co/OfCv24jFpC
戦術のセオリーを知る
→戦術、正解パターンの獲得
という、疑似的な経験値を積むことも重要だと考えられます。
この実戦経験、戦術知識の獲得があると、更に自身の試合のビデオを振り返り検証することが有効になると考えられます。
Gettyimages
一方で、これはある程度適切な体の使い方ができる場合になります。
自身の身体的状況の認知が低ければ、自身にとって適切な動き、正確な動作(ラン、パス、キック等)ができない為、技術的なスキルの部分でできない、という事も増えてきます。
ガレス・アンスコム選手に見る3つのポイント
— Japan Elite Kicking 🇯🇵 #JEK (@JekOfficial) October 7, 2021
▽目線は常にボールに
▽肩を大きく開いてバランスを取る
▽大きなパワーフットで軸足を着く@Gareth_Anscombe
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【魔女トレ】で検索すると沢山出てきてしまうので過去のツイートをまとめたモーメントをどうぞ🧙♀️
— 西園美彌 (@miyanishizono) May 25, 2020
主にほぐし方や使う時の注意など。
足指は、足裏にある筋肉につながっており、足裏は地面を捉えるセンサー。
そして体幹とも連動させたい大事な部位。
魔女トレ ‐足指‐ https://t.co/0N18OYFhBo
その為、場面場面を区切ったスキルトレーニングや、思い通りに体を動かすための身体操作も、自身が正しい動き、スキルを身につける上で重要になります。
また、体自体の使い方を体に染み込ませるためにも、スキルトレーニングやフィジカルトレーニングも、自身の身体的状況、特性を理解し、適切な動きで取り組み、無意識化でも発揮できるようになるまで昇華させることが大事になると思います。
このような中で、靴、競技シューズとして出来ることは
・情報処理を妨げない、ストレスのないフィットした靴を選ぶこと
・一瞬の反応に応える、足の動きを阻害せずにサポートする事
が大事になると考えます。
靴擦れする、うまく走れない、動きにくい等、ストレスを抱えたシューズの着用では、その余計なストレスが情報処理を遅らせるノイズになる可能性が考えられます。
また、認知→判断のスピードに加え、身体的な反応スピードが高まれば、認知や判断が遅れても対応出来たり、早い認知と判断を更に活かせる結果となるはずです。
また、その瞬間瞬間だけでなく、連続した流れ、中長期的に考えると
・足をしっかりと守ることのできる保護性
も重要なワードになると考えられます。
瞬間瞬間は良くても、中長期的に足を怪我、変形させてしまうようなシューズは、結果的に怪我を招き、貴重な実戦経験値が獲得できない期間が増えてしまうでしょう。
そのため、前述した実戦経験、戦術知識、疑似的経験、また自身の身体認知、スキルに加えて、シューズ選びもプレーに影響が出ないように、しっかりフィットしたものを購入することが大事になりそうですね。
※シューズの真剣な相談についてはNOTEマガジン内のLINEからどうぞ
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