PR

スパイクを長持ちさせるシューズの選び方、履き方

スパイク基礎知識 履き方&選び方



人工芝でのスパイクの選び方については書きましたが

中学生、高校生の部活プレーヤーにとっては土グランド(HG)環境でプレーすることもあるかと思います。



そこで、時々くる質問が、



スタッドの減りにくいもの、耐久性の高いものはどれですか?

というもの。

私はメーカーの技術職でもないので、それぞれのスパイクの耐久性、スタッドの減りにくさというものは詳細にはわからないです。

勿論研究用の機材などあるわけもなく、細かなデータで説得するようなこともできないです。



ただ、耐久性の高いもの、低いものは存在し、それにはある程度の傾向がある

ように思うので

今回はスパイクを長持ちさせる基本的な知識と、僕自身よく聞く話と合わせてお伝えしようと思います。

 

スパイクを長持ちさせる方法、及び長持ちするスパイクの傾向

まず、

スパイクを長持ちさせる基本的な知識として4つ

長持ちするスパイクの傾向としては3つ

あると思っています。

以下にそれぞれ記載していきます。

スパイクを長持ちさせる方法

足にあったスパイクを選ぶ



スパイクを長持ちさせる基本的な知識として、まずはちゃんと足にあったスパイクを履くという事が挙げられます

かかとや足幅、サイズをちゃんと確かめて良いものを履けば

ソール剥がれといったスパイクの破損を防ぎやすくなり、スパイクを長持ちさせる事ができます。

例えば大きめのサイズのシューズを買ってしまうと、キック時にダフる(地面を蹴る)ことが多くなり、結果すぐに破損する等がいい例です。

このようなムダな消耗を抑えるためにも、ちゃんとしたサイズ、スパイクを選ぶことは重要になってきます。

グラウンドに合ったスパイクを選ぶ



スパイクを長持ちさせる基本的な知識として、次にグラウンドにあったスパイクを選ぶという事が挙げられます。

各メーカーは全てではないですが、土用(HG)、天然芝用(FG)、雨天用(SG)、人工芝用(AG)と分けてあることもあります。

その場合はちゃんと環境にあった、今回で言えばHGモデルを選ぶことが、スパイクを長持ちさせる秘訣となってきます。

スパイクはそれぞれのグランド環境に合わせた設計、使いかたを考えた耐久性を意識して制作されているため

合っていないグランドで使用すると、早期の摩耗や破損につながることが多いです。

ローテーションして履く



一足を履き潰してから新しいのを買うという方もいるとは思いますが

長期的にみれば損をしていることも。

二足~三足をローテーションして履くことで、毎日同じスパイクを使用することがなくなり

結果、傷みやすい皮革を休ませることができるようになります

この一日二日のレストがスパイクにあることで、手入れをする時間や梅雨の時期の乾燥させる時間もしっかりととることができ、スパイクが長持ちしやすくなります。

ちなみに普段履く靴も同じなので、毎日履く普段履きもローテーションさせるのがよかったりします。

手入れをして履く



先に繋がっている話ではあるのですが

スパイクを長持ちさせる最後の基本的な知識として、手入れをするということが挙げられます。

毎回でなくとも定期的に手入れを行うことで皮革のダメージを抑え、またソール剥がれ等の破損に気付きやすくなり、早期に対応することが可能となります。

これらのことから、手入れを行うことは天然皮革のスパイクは勿論、人工皮革のスパイクにおいても重要であるということが言えます。

長持ちするスパイクの傾向について

次に耐久性の高い、スタッドが減りにくい傾向にあるスパイクの特徴をお伝えしようと思います。

 
その特徴とは、
  • 1.円柱スタッドであること
  • 2.スパイクが軽すぎないこと
  • 3.比較的価格がリーズナブルなもの
という3つです。

最近では素材の高機能化に伴い、せいぜい3番くらいしかなかなか手掛かりにならないのですが、一応ポイントを3つとしました。

 
1の円柱スタッドであることという理由は、ブレードスタッドよりも接地面積が広いことが多く、また全方向均一に磨耗していくからです。
※最近のHGは大体円柱ベースなのであまり参考になりませんが…

2のスパイクが軽すぎないことという理由は、あまりにも軽いスパイクはソールやアッパーの耐久性を削ぎ落としてまで作られていることが多いからです。

3のリーズナブルなものという理由は、メーカー側も安いモデルはユーザー(ターゲット)のことを考え、耐久性を重視して作ってあるからです。


そしてその上で、よく聞く口コミ等の評価等々も含めて判断すると、摩耗に比較的弱いスパイク、強いスパイクが見えてきました。

 


そして口コミで見えたのはこのような結果に。

どのシリーズ、どのモデルをどのように使ったかはわからないのですが、一参考として考えてみてもいいかもしれません。

 

まとめ

・まずは基本的な履き方、選び方を見直そう
・何足か用意して、手入れして履こう
・土対応の低~中価格帯から探そう
今回はスパイクを長持ちさせる方法、選び方としていくつか記載していきました。

結局基本をまずは抑えることが重要で、丁寧に履いていただければ物持ちも良くなりやすいかと思います。

ただ、スパイクはあくまで消耗品ですので、劣化しすぎたものは身体のためにもあまり履かないようにしたいですね。





 

コメント

  1. ナイキふぁん より:

    こんばんわ!!
    いつも見てる0014さんのファンのものです。(笑)
    質問なのですが
    現在マーキュリアルヴェイパー27.0㎝を履いているのですが、マジスタに変えたいと思ってます。変わらず27.0㎝でも大丈夫でしょうか??
    ヴェイパーわ縦にぢゃっかんのゆとりあり横わジャストフィットです。
    長年ヴェイパーなので抵抗があるのですが、、、

  2. たかはし より:

    いつも楽しく読ませてもらってます!記事と関係のない質問すみません。
    今、部活で毎日ロングパイル人工芝でサッカーをしているのですが、極力足への負担を少なくしたいと思っています。
    そこでスパイクにも一応気を使っているつもりなのですが、ACE15.1HGとハイパーヴェノムファントムAGで、足への負担が少ない方を教えていただきたいです。
    また、上記のスパイクに比べてナイキのHG-Eソールの足への負担はどの程度でしょうか。
    よろしくお願いします。

  3. 0014 より:

    ナイキふぁんさん
    いつもありがとうございます♪
    合うとすれば、オーパスを26.5cmで履くことになると思います。
    ただ、いけるかどうかは縦の感覚によってくるので、試着は必須ですね。

  4. 0014 より:

    たかはしさん
    いつもありがとうございます!
    エースもファントムもちゃんと対応しているので、どちらを選んでも大丈夫ですよ!
    滅茶苦茶変わるということは人によってはあるかもしれませんが、そう変わることはないと思いますし。

    hg-eソールだとぐっと変わってくると思うので、極力上記のスパイクの方を選んだ方がいいと思います。

  5. ハレス より:

    お久しぶりです、記事はいつも見させてもらってました( ̄▽ ̄)

    相談なんすけど、試合用としてモレリア履いてるんですが、親指の上あたりの縫い目がほつれ、そこに穴空いてしまいました´д` ;
    特に改善策とかはなさそうですよね??

  6. サッカー大好き より:

    お久しぶりです
    CTRを人工芝で使うのは危険ですかね?

  7. 0014 より:

    ハレスさん
    お久しぶりです!(*´∇`*)
    たまにこうやってコメントもらえると嬉しいです!笑笑

    うーん、そこは普通に磨耗というかその人の癖でしょうね笑
    対策はちょっと難しいかもです笑

    見た目が超カッコ悪くていいなら、ミズノショップとかに持っていけば修理はしてもらえるかもです。
    勿論費用はかかると思いますが…笑

  8. 0014 より:

    サッカー大好きさん
    お久しぶりです!(≡^∇^≡)
    AGモデルが国内でも確か初代トレンコティスタとかで出ていたので、それであれば問題ありません。
    が、やはり普通のHGとかは危ないですね笑
    危ない中だとましな部類かもですが、危ないのに変わりはないです笑

  9. ハレス より:

    たぶん癖なんでしょうね、練習用だったマーキュリアルも人口なのに穴あきましたもん笑

    修理できるスポーツ店に持ってったんですけど、皮当てるならできる言われたんですが、蹴り心地に関わってくると思ったんでそのまま行くことにしました( ̄▽ ̄)

  10. 0014 より:

    ハレスさん
    よくよく思い出すと、僕もたぶん高校のときに同じようなことがあったように思います笑
    もしかしたらですが、足の爪をこまめに切ることでましになるかもしれません。

    確かに蹴り心地に関わってきそうですね笑笑

  11. コーター より:

    親に二足目買うことを説得する方法を教えてください

  12. 0014 より:

    >>11
    2足の方が物持ちが良い、というのは合理的です。
    ただ、説得できるかはわかりません

タイトルとURLをコピーしました