運動量が武器なら、カーボン入りスパイクの方が良いかもしれない例

論文紹介

2024年6月の論文にて、プレートの剛性がどのようにパフォーマンスに影響するのかが発表されています。

シューズにカーボンプレートが入っている製品は時々ありますが、カーボンはどれくらい曲がると良いのかが記載されています。

 

前提条件

21名の男性ランナーに、3種類のシューズを履いて比較してもらっています。

シューズというのは、
・程よく硬いプレートの入ったシューズ
・めっちゃ硬いプレートの入ったシューズ
・プレートの無いシューズ
この3つを履き比べて、時速13kmで4分間×3回走っています。

結論としては、程よく硬いプレートの入ったシューズのみ、走行効率が良くなったそうです。

 

サッカースパイクで応用すると


サッカー、ラグビーなどの競技は、走行スピードを競うものではないので

反発があることによる、デメリットも出てくることがあります。


一方で、今回の論文から、サッカースパイクでも同様の結果が出るかもしれません。

仮に同様の結果が出た場合

運動量を武器にする選手は、高い反発性のあるスパイクを履くと、より強みとして活かせるかもしれません。

 
カーボンプレートインソールのVKTRYなんかでも、応用が効きそうな今回の論文。

スピードだけでなく、運動量を上げるために反発性の高いシューズを履く、というのもあり得そうですね。

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