アシックス GT2000 13が出たので解説

ランニングシューズ

今回はさっき公開されたアシックスのランニングシューズ、GT2000 13についてさくっと解説しておこうと思います

意外とゲルカヤノ30の時も反響があったっぽいので、今回もランシューの新作を解説。

※画像はPRTIMESより

オーバープロネーション、扁平気味の足に対して適切にサポートし、長時間のラン~ウォークをささえるGT2000シリーズ。

画像でわかる範囲で、ちょっと軽く解説しておこうと思います。

 

目玉はせり出したアーチサポート設計


※画像はアシックス公式より

今回も特徴としては、3Dガイダンスシステムと呼ばれる機能

ゲルカヤノや前作でも似たような機構が採用されており、GT2000 13でもこの機能を搭載しています。


※右側は前作12モデル

GT2000 13でも内側を大きくせり出すことで、過度な回内を抑制するのが特徴。

一方で前作よりも外側の溝は抑えてあるので、接地時の安定性をより高めている印象です。

GT2000シリーズはオーバープロネーション、おおざっぱに言えば扁平足に対して効果的なシューズコンセプトなので、こういうギミックが積まれています。
※捻挫しやすい、外側に荷重がかかる人はゲルニンバスとかそっちの方が良いです


アウトソール面でも同じように、内側に対してラバーを多くすることで、回内を抑制する仕様が引き続き採用されています。

ただ、前作よりも矯正する力はほどほどに抑えてある印象。

蹴り出し前、拇指側への荷重を前作は強く誘導していますが、今作は人それぞれに合わせて段階的に荷重させるような意匠です。

よく言えば万人受けする、悪く言えばサポート力が減った感じでしょうか。

 

ちなみに前足部のクッション性が高まっている機構は、外観上からは特徴的な意匠は少ないです。

あえて言うなら、荷重の分散がうまくいった結果、クッション性が高まっているのかもしれません。


かかと後端は後側へ伸ばすことでアキレス腱部へのストレスを緩和。

デザイン的な面もあるのか、後端の後ろへの伸びは抑えめですが、代わりにループを取り付けています。

このループを手で持つことで足入れがしやすく、かつかかと後ろへのストレスも程よく減らす仕様です。


また、中足部のミッドソールのせり上げも低くなっているので。

ミッドソールのクッションによる不安定性を減らした分、アウトサイドへのサポートを減らしています。

これによって、更に万人受けしやすい履き心地になっています。


逆に中足部内側は、13新モデルの方がせり上げを高く設計。

底面側で内側へのサポートを減らしていますが、代わりにここで補っているようです。

ちなみにピュアゲルクッションや、FF BLAST PLUSといった機能性は引き続き採用されています。


後はシューレースは程よく伸びる幅広タイプなのは同じですが

よりフィットしやすいようなシューレース機構へ変更されています。

 

まとめ

・効果的な3Dガイダンスシステム
・オーバープロネーション向けのソールユニット設計
・発売は9/26に先行、一般は10/10から
今回は急遽、今日公開されたGT2000 13をさくっと紹介しました

ゲルカヤノのミドルモデル的な位置づけになるのですが、基本的な機能はしっかりと備わっているように見えます

扁平足、内側に倒れやすい人にとってはぴったりなシューズなので、そういう方は購入を検討しても良いかもですね

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コメント

  1. みや より:

    少し試してみましたが、内倒れのサポートはそこまで強く無く、ニュートラル寄りなサポートに感じました。
    カヤノもそうですが、ラストが変更され圧迫感が少なくなったので、より多くの人におすすめできると思います。

    • 0014 0014 より:

      情報ありがとうございます👍!
      沈んだ分だけ返る感じだと思うので、違和感のないサポート(ニュートラル寄り)はまさにぴったりな表現ですね
      ありがとうございます!

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