論文紹介 左右両方の脚を使ってプレーしたほうが怪我しにくい可能性

論文紹介

2017年の論文になります。

若いサッカー選手は非利き足側の足底圧が高まりやすく

拇指、第五中足骨、後足部内側に圧が高まっているという結果が出ています。


つまり軸足側の方、支持脚側にストレスがかかりやすい状態になりやすいというもので。

特に第五中足骨部分は疲労骨折の遠因にもなりやすいことから

利き足ばかりでキックせず、両足まんべんなく使えることが怪我を減らす要因の一つになりそうです。

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ちなみにこの利き足、非利き足の話は、アシックスの計測データからも出ています。

なぜそうなるのかについては諸説ありますが

利き足と非利き足では、歳を重ねた際、落ちるアーチの部位が変わってきます。

特に非利き足、支持脚側の問題が大きくなりやすいとのこと。


わかりやすく言うなら、

同じ足ばかり同じ使い方をしていたら、負担が一か所に集中して、怪我しやすいですよ

というお話。

スパイクでどうこうは少ないですが、あまり左右差があるのなら

オーダーメイドインソールや、左右サイズ別のスパイクを選ぶ、というのが良さそうですね。

 
※ただ、逆に内臓が左右非対称だったり、スポーツが左右非対称だったりするので。
ある程度の左右差はあっていいし、直接怪我につながる一番大きな要因でもない、という論文もあります。

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