アディダス コパ19.1HG レビュー！

本日はアディダスの最新サッカースパイク、
























コパ19.1HGのレビューです！





コパ19.1HGは主にパウロ・ディバラやトニ・クロースらが着用するサッカースパイク。


























鬼フィット、神タッチをキャッチコピーとし、その柔らかなレザーのフィット、タッチが特徴となっているスパイクです。







今回はその良さ、そして意外にもあの新しい機能が大活躍してくれたので、詳しくレビューしていきたいと思います！

（※コパ19の詳しい機能性はこちら）

『足型』






















足幅はD～E程度、爪先周り高さ気持ち低め、甲周り高さやや低め、かかと幅やや狭めとなっています。
























今回0014はいつも通りの25㎝をチョイス。





サイズ感的にも普段のアディダスより微妙に短い印象で、普段適度なゆとりで履けることが多いものの今回はぴったり～ややきつめでの着用となっています。




























全体的なフィッティングとしては試し履き時よりも好感触。







前側は柔らかくふわっと、ぴたっと沿うようにフィットしつつ、中足部以降もそこそこ柔らかいニットが優しくフィットする感触。
































かかとの食いつきのきつさや、足首周り外側上部のくるぶしへの食い込み等が少し不安でしたが、履いていけば問題ないものに。





レザー、ニットの馴染みの速さもあり、快適に着用することができています。

















【フィット感】

★★★★★★★★☆☆×3















『アッパー前足部 & ボールタッチ、ドリブル』


























まずアッパー前足部にはカンガルーレザーが採用されています。


























このレザーは今回ノンステッチ、かつソフトで柔らか、適度な薄さのあるレザーに。







フィッティング的には薄くピタッと吸い付きつつも、ソフトさも兼ね備えられているレザーで柔らかく心地いいのが印象的。







吸い付き、柔らかくソフトな前足部は非常に好感触です。


























そしてこのレザーによるタッチ感は適度なソフトさ、薄さでソフトなんだけども繊細、かつ素足感覚なタッチ感が絶妙な感触。


























ノンステッチでレザーの柔らかな感触がより伝わりやすく、更に分厚すぎない絶妙なアッパーがソフトで柔らかなタッチ感を演出。






















繊細さ、柔らかさ、ソフトさを絶妙なバランスで兼ね備えたのがこのコパ19.1HG。







このタッチ感は神タッチ、というのもあながち間違いではないかもしれません笑


























ちなみにですが、このコパ19.1、鬼フィット、神タッチに付け加えるなら鬼防水。







レビュー時に雪の日があったのですが、相方のシューズはグチャグチャになっている一方、僕のコパ19.1は中まで染みずに凄く快適、しかも重くなりにくいという良いことだらけな状態に。









これだけ雨、悪天候に強いのも久々で、この鬼防水はかなり効く！と感じました笑





















【ボールタッチ】

★★★★★★★★★☆































そしてドリブルに関してもその繊細かつソフトなタッチ感は健在。











柔らかかつ繊細なタッチ感はドリブル時にも威力を発揮し、より繊細なコントロール能力を発揮します。

（※個人の技量の範囲内で笑）




















また、中足部以降のタッチ感は割と思った以上にダイレクトめで、薄く繊細な感触。







グリップ感も適度にはあるので、違和感はありません。





















そしてソールに関しても、ここは安心信頼のスプリントフレームアウトソール。





グリップは適度、それでいて反発性はあり、軽量でもあるので、スピーディーでスムーズなドリブルが可能となっていました。























【ドリブル】

★★★★★★★☆☆☆





















『アッパー中足部 & トラップ、パス』
































アッパー中足部にはプライムニットを採用。







適度な厚みで柔らかく、足に沿うようなニット素材が採用されています。























この中足部のフィット感もシームレス化による良さはそこまで体感しませんが、そんなこと関係なく普通にいい感触。







比較的柔らかい構成ではあるのですが、この中足部のフィット感もなかなか柔らかめで足当たりは良いように感じます。




























ただ、ネックとなりやすいのがモノタン部分、シュータンバンド、足首周り上部の所。







0014は全て履き馴染んでいけば問題なく着用できましたが、モノタン部分は甲部への刺さり、シュータンバンドは履きづらさや圧迫、足首周り上部はくるぶしへの刺さり、当たりが気になることもあり得そうだとは思いました。

（※特にモノタン、足首周りは僕も履き始めは感じました）
























そしてインサイドでのパス、トラップに関しては比較的ダイレクトでピタッと止まるのが好印象。







ソフトで柔らかく止まるような感触ではないのですが、薄さによるダイレクトさと表面のグリップ感は秀逸。
























雨天時までグリップは発揮しませんが、それでも薄くてダイレクトな感触は出すのも止めるのも、ボールの感触を大事にする選手には嬉しい仕様となっていました。

























『アッパー後足部～内部 & シュート』
























アッパー後足部、かかとにはヒールカウンターを搭載。







かかとをしっかりとサポート、ホールドするような設計です。




























このかかとのフィット感はかなり面白いものに。







カップは入っていないのでかかと自体は柔らかめですが、サポート感は食いつきの角度やクッション材でフォローすることで柔らかくかかとに沿う、でもサポートもしっかりするようなかかとのフィッティングに。


























裏材が柔らかく、かかとへの足当たり自体も心地いいものに。





個人的には履き始めだけ、かかと上部が若干擦れる印象も受けましたが、それもすぐに収まりました。
























また、インソールに関してもオーソライト製なので反発性はないものの、かなり快適、コンフォート。





柔らかくソフトなインソールで、ズレも大きくはなく、個人的にはいい感触を受けることのできるインソールでした。
























そしてシュート、ロングボールの蹴り心地に関しては可もなく不可もなく。









甲部はニット、前足部はレザーで蹴り味が違いますが、甲部ニットでの強いシュート、ロングパスはそこまで特徴がないのが特徴かもしれません、、。



























ただ、甲部にクッションフォームはないので蹴り味はダイレクトな感触。







シンプルイズベストという感触で、モノタン構造がよりダイレクトさを増している印象を受けるものとなっています。



























そして軸足のブレ感に関してもいつものスプリントフレームアウトソール、アッパーも柔らかめといえど最低限の強度は残しているのでそこまで感じず。









キックに関してはダイレクトでシンプルな感触を受けました。
































また、ラグビーボールに関しても蹴り心地は若干ダイレクトめ。







個人的にはスクリューよりはハイパント、縦回転等のキックの方が蹴り心地が良く、精度も高まりやすいように感じました。

（※あくまで若干、ですが。）











【キック】

★★★★★★★☆☆☆





















『アウトソール & ダッシュ、ステップ、ターン』






















アウトソールにはお馴染みのスプリントフレームアウトソールを採用。







土、人口芝、天然芝に対応しています。



























このアウトソールはやはり反発性の高さが好感触。







グリップ自体はそこそこですが、反発性によるトップスピード、加速性はやはり好印象。

























適度な反発性でスピードが発揮されやすく、エッジのついた円柱スタッドが適度なグリップを発揮するのがこのスプリントフレームアウトソールの良さ。



















ターン、ストップ、ダッシュと問題ないスムーズな動き出しで、サッカーであれば、グリップが足らないということは概ねないでしょう。
































また、ラグビーであればBKなら問題ないですが、グリップの強いスパイクというわけではないので過信は禁物。





また、スパイク自体もアッパーは柔らかめなので、基本的には軽量なBKの選手向けかなと思います。





















【スピード】

★★★★★★★☆☆☆

【アジリティ】

★★★★★★☆☆☆☆



















『まとめ』






















鬼フィット、神タッチ、そこに付け加えるなら、鬼防水が特徴といえるコパ19.1HG。









そのフィッティング、タッチ感もですし、ハイクオリティな防水性能も体感することができました！





























サッカー部なら是非おすすめしたくなる、そんな一足に仕上がっていたコパ19.1HG。







是非一度店頭で試着、足に合いそうであれば試してみてくださいね♪

























総合評価

60/80













ではでは













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